佰参拾玖の型 ページ39
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Aside
あれから何日か通った。
毎晩に一度戻り、安全を確認してから自分の任務に向かう。
二人は案の定水の件で喧嘩はしたようだった。
有「───っ帰れ!」
『…うん、またね。行きましょう、あまね様。』
そして今日も追い払われる。
少しメンタルをやられたけど私にはその傷を癒すことがある……!!!
それは……!
無「Aさん!」
『ふふ、今日は何の話をしようか?』
無「鬼について知りたいです!!」
そう、無一郎くんとのイチャイチャタイム!!(違う)
あまね様を屋敷まで送り届けた後、ダッシュで戻り、少しだけ無一郎くんとお喋りするのが日課となった。
幸い、有一郎くんには気付かれてないらしい。
無「…あ、あの…あともう一つ…」
少し顔を赤らめながら無一郎くんが言う。
え、なになに??なんでも教えちゃう…!
『???』
無「Aさんについて、もっと知りたいな…って思って…。」////
……なんだその可愛い質問……
『ふふ、いいよ。なんでも聞いてね。』
無「!!! ありがとうございます!」
『まず鬼っていうのはね、前にも話した通り人を食べる生き物なの。』
無「確か夜に現れるんですよね。それに何をしても再生するって…。」
『そう。
でもこの日輪刀って呼ばれる刀があれば、鬼を倒せる。』
スっと刀を引き抜いて無一郎くんに渡す。
無「いいんですか…!?」
『うん、持ってみて。』
無「……わぁ!凄い…!!かっこいい!!」
『ふふ、よかった。いつか無一郎くんと有一郎くんも持てるといいね。』
無「はい!」
『鬼の弱点は頸だよ。頸を斬れば鬼は死ぬ。』
無「なるほど…!
鬼に殺された人ってたくさんいるんですか…?」
『うん…。』
無「……でも、神様や仏様が助けてくれるかもしれない!
善良に生きてさえいれば…!」
『…どれだけ善良に生きたって神様も仏様も守っては下さらない。
寧ろ悪い人間や鬼の方が長く生きると思う。
この世の中は不条理なんだよ。』
無「そんな…。」
うわぁぁごめんねむいむい!
夢を壊すようで本当に申し訳ない…。
でも、でもね、
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眠いちゃん - 可愛い…尊い…萌えるよ…神だよ… (2023年1月5日 20時) (レス) @page28 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
不死川実弥LOVE - 私も実弥LOVEです。 (2020年11月5日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
はぷはぷ島はぷ子((仮:小百合141 - あは…もう由亜さんの作品全部良い…1番のおきにいり作者さんですゥゥゥ尊敬の眼差し (2020年8月17日 0時) (レス) id: 1e0c41aa85 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんわん | 作成日時:2020年3月26日 18時