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でもそれは、私に向けてじゃない。




善「禰豆子ちゃんとね、めちゃくちゃ会話が続いたの!!!俺の話に笑ってくれたんだぜ??!?!!ひゃー!!!思い出しただけでご飯10杯はいけるよ!!!ほんとなんであんなに可愛いんだよ!!!ってかあれ人間なの!?!?もう天使にしか見えないんだけど!?!?禰豆子ちゃぁぁぁぁん!!!!!好きだよぉぉぉぉぉ!!!!!!」






『わかったから!うるさい!

好きとかそういうのは本人に言わなきゃ駄目でしょ?
でも禰豆子ちゃんの可愛さは異常だよね。』




善「いやいやいや言える訳無いじゃん!!!!本当に好きな子には言えないから!!!!!!!」




"本当に好きな子には言えない" か。



ズキリ 胸が細長い針で刺された感じ。




"嫌々ながらも聞いてくれるAちゃん、凄い好き。"




何回この痛みを味わってきたことか。




この痛みを味わう度に、私は善逸の事が好きなのだと思い知らされる。



幸い、私の音は聞き取りずらいらしく、善逸に心情を察される事はほぼ無い。



わかってる。本当に好きなのは禰豆子ちゃんで私はその恋の相談相手。



勿論2人の邪魔をするつもりは無いし、何より2人の幸せを願ってる。



でも何故か私の心は思う様にコントロール出来なくて、1人で勝手に傷付いて、1人で勝手に落ち込んでる。




『早く告白したら良いじゃん!』



善「いやいやいやいや馬鹿なの!?馬鹿でしょ!?馬鹿だね!!!」




『はぁ!?応援してあげてんの!!』



善「それはありがとうございます!!!」

『ふふっ、本当に早く告白するべきだと思うよ。禰豆子ちゃん可愛いから、いつまで経ってもうじうじしてると取られちゃう。』



善「確かにそうなんだけどさぁ…!!!勇気が出ないっていうか…。」




ごにょごにょ言い訳をする善逸。




『大丈夫!!善逸なら大丈夫だよ!』



善「何を根拠に言ってんのさ!!」




『……勘?』




善「1番信憑性無い!!!」




『もう!そんな事言ってたら何も始まらないよ。本当は今にでも言いたいんでしょ?』




善「なんでバレてんの!?怖い!!!」




『顔に書かれてるからね。』




善「そんなに俺わかりやすいかな!?!?」




『そんなにわかりやすいよ…。』



するとそこに禰豆子ちゃんが。




禰「あ、あの…善逸さん…!」




『あ、噂をすれば、だね。』

参→←壱



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まゆりゆ - 神作スギィぃぃぃぃぃ (2022年8月15日 22時) (レス) @page7 id: c6bd561f98 (このIDを非表示/違反報告)
みょーーん - 神だあああああああ (2020年3月24日 22時) (レス) id: c8f7c7b84a (このIDを非表示/違反報告)
ソーダー - ニュースですニュースです神作が降臨なさりました(便乗) (2020年3月24日 8時) (レス) id: 4b674ab2ae (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 神作が降臨なさった…(便乗)今後の展開が気になります!(^○^) (2020年3月17日 22時) (レス) id: d5f75fc928 (このIDを非表示/違反報告)
紅い林檎飴 - 降臨なさった…(便乗) (2020年3月15日 15時) (レス) id: dca5057563 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わんわん | 作成日時:2020年3月15日 0時

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