推しは守り助けるもの【鬼滅の刃】

肆拾肆の型 ページ44

.







良かった、抵抗しない…




『治ったかな？…すまない、今離れ…









ふふ、どうしたの？』




離れようとしたが離してくれない獪岳くん。




可愛すぎなんですが？？？？？




にやけが我慢出来なくて笑っちゃったよ…。






「あと少し。」



更に抱き締める力が強くなる。



『ふふ、良いよ。よしよし、鍛錬、頑張ってるんだね。体を見たらわかるよ。』






撫でても怒らない…髪ふさふさ…ふへへ…。






原作を見る限り、彼が甘やかされて笑っているところを見た事が無い。



彼の本当の笑顔。見てみたいな…。






「……俺、使えないんだ。」






『ん？』




「俺、雷の呼吸、壱の型だけ使えないんだ。」





まだ獪岳くんは最終選別を受けていない。
という事はまだ雷の呼吸を習得してそんなに経ってないと言う事。





『そっか。じゃあ他の型を極限の極限まで磨こうよ。
完璧に使えなくたって良い。
それも個性の1つだよ。死ぬ訳じゃ無いんだし、ね？』





抱き締める力が強まった。


嬉しいんだね、可愛いね。







『愚痴なら私がいつでも聞く。でも諦めるという行為はしちゃ駄目。
それをしてしまえば君の負けになっちゃうよ』




まだ善逸くんが居ないから大丈夫だけど来てからもっと精神的に来るのかな…




よし、毎週励ましに通おう。




この子は絶対に、絶対に鬼にしてはいけない。






私が愛情を注いであげよう…法に引っかからない程度に…！←

肆拾伍の型→←肆拾参の型

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す