推しは守り助けるもの【鬼滅の刃】

弐拾弐の型 ページ22

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『ここか』



隠の人達がちらほらちら治療している



『こんばんは』




「！！鬼狩りの方ですか？？ここは私達にお任せ下さい！」



『起死回生の術、というのを知っていますか？？』



「勿論、隠なら知っていますが…」




『私、使えますので重症な人優先で回復させます。』




「本当ですか！！確かにその目、鬼月様と同じ目だ！

継子の方なんですね！
わかりました！



…おーい！！！起死回生の術を使える方がいる！！！重症な人優先で呼べ！！！」





「鬼月様ー！！こちらへお願い致します！」






『了解です！！』





ー




それから30人くらい治療していった



抱き締めるってなんか恥ずかしかった




手足がちぎられててあと少しでも遅かったら…って人が3人くらい居た
ぐろいのはあまり耐性がついてないんだよ…



治療も終わって立ち去ろうとしたら隠の人やら隊士やら一般人の方やらめっちゃお礼言われた



遂には"嫁に来ないか"だってさ


12歳だよ今…精神年齢はあれだけど…



皆にお礼を言われた後、やっとの事で立ち去れると思ったら私の鎹鴉が飛んできた



「ｶｧｰ!ｶｧｰ!伝令！！！伝令！！！本部より伝令アリ！鬼月 A！今スグ本部ヘ向カエ！！」



『えっ…早く行かなきゃ…あ、じゃあ失礼しますね』



「はい、ありがとうございました！お気をつけて」



ー



着いてしまった…お、お、お館様に会えるんだよね…



「早ク入レ！！！」



『わかってるよ…』

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