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すると次は、右の袖を引っ張られる感覚があった
見ると、グルッペンが袖を引いていた






「…お前、名前なんて言うん?」






突然のことで少し目を見開いたが、俺はすぐ答えた






「ショッピ。よろしくなグルッペン」





「よろしく…」






俯いていた顔を上げたグルッペンの顔は優しく笑っていた






なんだ、笑えるやん。






「さてグルッペン。何か変化はあるかい?」






「まだ、何とも無いな…」






「流石に変化を見るのは早いでしょ」






「ん、そうか。何か変わったら教えてくれよな」





あ、何気なくスルーされた。
聞こえなかったのかスルーなのか、まぁどっちでも気にせんけど。




用が無くなったのか師匠はまた客室から出た
また実験してんのかな。






「_あ、」





その声の主、グルッペンを見るとその掌には多くはないが少なくもない柔らかそうな細い糸のようなもの_グルッペンの髪の毛が乗っていた






「お前…それ…」






「頭をかいたらまた抜けてしまった、そろそろ禿げそうやな」






「え、その歳で禿げは笑えるわ」






「まだ禿げじゃ無い」






トントン拍子の様な会話は俺達の間が少しずつ縮まっているのを表してるようだった






いやでも、禿げてても顔がいいから問題は…無いわけないな。うん。





でもこの症状、知っている気がするのだ
胸が痛くなる…髪の毛が多少抜ける…






「思い出した_」






「何をだ?」






無意識のうちに声にしてたらしく、グルッペンがこちらの顔を覗いてくる






「お前の症状な、癌って病気に似てんねん」






「癌…?」






癌も知らんのか、割と有名な病の内に入ってた気ぃするけど。





「まぁ簡単に言うと、結構ヤバイ病気。死ぬ事だってある病気のことや」






少し酷な事を言ってしまったかな。





☆☆☆

早く他の人達出したいのに話が進まないぃぃ……

将喉←将



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ピーたー - 仲良く花の話をしていた。   でめっちゃ笑ったwwこの作品好きです!天使はもしやtn氏かな!? (2020年5月30日 2時) (レス) id: a37e444ba1 (このIDを非表示/違反報告)
莉人 - たしかにコロナなんて手洗いしとけばどうにかなると思ってた。(作者さんと同じ考えだ嬉しい) (2020年4月2日 20時) (レス) id: f22f6ec085 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 面白かったです! キャラが合っててビックリしました。 応援してます。 頑張ってください(*´∀`*) (2020年4月2日 18時) (レス) id: d838ead9a1 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - トランプ病…かっこえ!!他のメンバーがなんの奇病なのか気になるぅ!更新頑張ってぇや! (2020年4月2日 17時) (レス) id: 5f0bb0c8d0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜&春桜 - このお話めっちゃ好きになりました!これからも更新頑張って下さい!楽しみにしてます! (2020年4月2日 2時) (レス) id: 02ff06c782 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年8月1日 16時

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