Two legendary children【賢者の石】 (ページ6)

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ダイアゴン横丁ページ6

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「(可愛い子だなぁ)」

フレッドとジョージがAの兄、リアムと共にスタコラ行ってしまうものだからまだ小さいAとロンは置いてかれてしまった

あの3人は自らの脚の長さを自覚していないのだ

「置いてかれちゃったねぇ…」

呑気に呟く彼女に少し愛らしさを感じながらもロンはどうにか楽しませようと自分の家族の話をし始めた

*

「僕はいつもお下がりなんだよ」

「じゃあ今日はどうしてここに…？」

「兄たちに連れてこられて…別に行きたいなんて言ってないのにさ」

しんどそうに言うロンだが、反対にAはにっこり笑うと

「でもおかげでロンに会えたわ！」

と可愛らしく笑った

「き、君にとって僕に会えたことがそんなにいい出会いなのかい？」

「当たり前だよ！ロンってすっごく面白いし、一緒にいて楽しいもの！これからも友達でいてね」

「うん、当たり前だよ！」

ロンはドキドキ胸がうるさかった
心做しか顔も熱くなり全身が熱を帯びていく

「あ！兄さん！」

「ごめん、ごめん！着いてきてると思ったんだよ」

じっと彼女の背中を見つめるロン
ポン、と両肩に手が置かれる

「おいおい高嶺の花を落とすってか？」

「やめとけよロニー坊」

それにまずはあの難攻不落なあれを倒さなきゃだしな
あれって？とロンが兄達の視線を辿ると
今すぐにでも殺してきそうな目付きをしたリアムの姿が

「わお…」

「リアムは怖いぞ〜！妹のことになると周りが見えなくなるからな」

「俺はあいつにガールフレンドが出来るかどうか不安だね」

「確かにAは可愛いよ！でも別に好きとかじゃないさ」

そうか？だといいんだが、と言い残し双子はAの横を自然と並んだ
そうなるとロンの横はリアムが来るわけで…

「…妹をよろしく。友人として、な」

その視線はさながら蛇のような

「(グリフィンドールは獅子だろ…？まるでスリザリンみたいな人だ)」

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まさかここまで伸びるなんて…

お気に入りや評価の通知が来ると(更新しなきゃ…)と毎度思い出しております笑笑

とかいいつつゆっくり更新ですが気長に待っていただけると幸いです！