Two legendary children【賢者の石】 (ページ26)

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クィディッチ？ページ26

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「えええ！！？じゃあ退学じゃな____んむ！」

大声を出してしまったAの口を反射的に塞いだ
んー！！と苦しそうにしだしたためすぐに離したが

「だけど、一年生は絶対ダメだって…それじゃ君は最年少の寮代表選手だよ。ここ何年来かな」

「一年生ダメなんだ…？」

「うん、どうしてかはわかんないけど」

「百年振りだって。えっと…ウッドが言ってたよ」

ロンは驚きからか感動からか…恐らくどっちもだろう、呆然とハリーを見つめた

「来週から練習が始まるんだ。あ、でも誰にも言わないでね、ウッドは秘密にしておきたいんだってさ」

その時、双子のフレッドとジョージがホールに入って来て、ハリーを見つけると足早に近付いて来た

凄いな、とジョージが囁くように言った

「ウッドから聞いたよ
俺達も選手だ________ビーターだ」

ビーター…？と首を傾げる
マグルの方で暮らしていたAには何がなんだかわからないようだった

そんな様子に気づいたのか、フレッドが自然とAの横に歩き、丁寧に説明した

「…てな訳で俺達はお前がボコボコにされないようにするのが役目。保証はできないけどな。クィディッチは荒っぽいから、怖いぞー」

「でも、死んだ奴はいないな。たまに消えちゃう奴はいるけど。１月かそこらで出てくるけどね～。」

死…！？まさか死という単語が出てくるとは思ってもいなかったAはフレッドとジョージを交互に見た

「大丈夫さ、ボーイフレンドは俺たちがきちーんと守ってやるからさ」

「ボーイフレンド…？
…もしかしてハリーのこと言ってるの？ボーイフレンドじゃないけど、ハリーのことお願いします」

姫から頼まれちゃ仕方ないや、と肩をすくめる
Aは姫と呼ばれる度になんだか居心地悪そうに顔を赤らめモジモジしていた

「てことで頑張れよー。俺たちはもう行かなくちゃ
リー･ジョーダンが学校を出る秘密の抜け道を見つけたって言うんだ」

そう言ってさっさと行ってしまった
ハリーはというと脅すだけ脅されビクビクしていた