15. 何処へ ページ17
ピーンポーン
母「Aー、佳也ちゃん来たよー」
A「今いくー」
あれから真冬くんのことがどうしても頭によぎってしまい、なかなか寝付くことが出来なくて
結局寝たのが…
A「3時なんだよねー…」トコトコ
佳也「えぇ、そりゃ元気ないわけだよね」トコトコ
昨夜何なのか分からない音の話をして、母に言われたことやらを佳也ちゃんに話してみたら、思ったよりは反応が薄くて少し悲しいけど…
佳也ちゃんいわく『あんなにイケメンなんだから仕方ないよ!✨』だってさ
学校について、私は心が落ち着かない
だって、隣の席は真冬くんなんだもん…!
A「はぁ、いつも通り…いつも通り」
佳也「もぉ。忘れちゃえばいいのに〜」
A「それが出来ないから困ってるんだよぉ。ん?」
教室の前まで来ると、なんだか騒がしい
ガラガラ
A「おはよ…」
佳也「どうしたの…?」
私たちは一斉にみんなの視線を浴びる
その中から掻き分けるように悠哉くん、その後ろから智くんが前に出て
悠哉「二人で最後か。それがさ、相川が怪しいやつとどこかに消えたんだよ!」
怪しいやつ…?!
智「登校中に見ちゃったんだよ。真っ黒いマントみたいなコート?を身につけた背のでかいやつと…制服じゃなかった相川くんを」
それは…どういう…
A「もとから学校に来るつもりじゃなかったってこと?」
悠哉「そういうことになるな」
なに…それ…
でも、二人から見て怪しかったってだけだよね?
A「真冬くんにもきっと事情があるんだよ。だからきっと大丈夫だよ。ね?」
佳也「Aちゃん…」
キーンコーン カーンコーン
先生「席に着きなさーい」
明日は休みだし、ちょっと真冬くんっちに行ってみよう
99人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨桜(プロフ) - 心愛さん» コメントありがとうございます!近々更新をかんがえていますので、楽しみにしていてください! (2019年1月31日 7時) (レス) id: 6bc8ca03fb (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます!happyエンドになってほしいです! (2019年1月23日 2時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
時雨桜(プロフ) - ほのかさん» ありがとうございます!もっともっとワクワクするような続きを書いていきますね!! (2018年1月13日 20時) (レス) id: 40bd01ba06 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - なかなかワクワクするお話ですね。続きが気になります!更新頑張ってください! (2018年1月11日 23時) (レス) id: 9906b0de54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:時雨桜 | 作成日時:2016年12月31日 14時