51話 ページ3
部屋を整えて(ほぼチャロフ君がやってくれた)、今日はこれで休む事にした。
明日は街を探検しよう。
ベッドに潜ると意外と疲れていたのかすぐに眠りについた。
ーー
「よし!いざ出発!」
翌日、身支度を整えた私は早速探検に出発しようもしていた。
横浜って初めてだから楽しみ!
勿論私の知ってる横浜とは違うんだろうけど、初めての土地には変わりない。ウキウキと胸を弾ませながら道を進む。
周りの風景は露西亜とは全然違って新鮮だ。
都会らしく高層ビルが連なっているかと思えば、少しでも脇道に外れると古い建物もある。
赤レンガの建物もあってとても可愛い。
気づけばかなり歩いたようで、少し足が疲れた。
「何処かで休憩しよう。いい感じのお店ないかな」
周辺を歩いてみると、喫茶店を見つけた。
喫茶うずまきと書いてある。
お、いい所にお店発見!
カランカラン、と扉の鈴が鳴る。
「いらっしゃいませ」と男性の声と共に出迎えられた。
ふわりと珈琲の香りがする。
めっちゃいい感じのお店やん……珈琲のいい香りするし最高では?
自由に座っていいタイプだったので、カウンターに座る。
「ご注文は?」
「んー……じゃあ珈琲ください」
「かしこまりました」
ダンディーな男性が珈琲を作り始める。
とても渋くて素敵なおじ様ですね。好きです。
おじ様は手馴れた様子で珈琲を淹れる。このお店のマスターさんなのかな?
珈琲が出来上がる様子を眺めながら、私は考えていた。
折角日本に来たんだから、何処かでアルバイトしてお金稼ぎたいなぁ。それでドス君にお礼できたら万々歳。
今まで私の為に使ってくれたお金を返すって言ったら絶対「いらない」って言うだろうし、受け取ってくれないだろうな。
悶々としながら目の前に差し出された珈琲を受け取る。
……うわ、珈琲めっちゃ美味しい。
364人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
食塩水(プロフ) - 名前さん» 長い間待っていて下さりありがとうございます!優しいお言葉、身に染みます…これからも不定期更新ではありますが、あんなにお待たせしないように書き進めていきたいと思います! (2020年6月14日 22時) (レス) id: b80a6fdf4d (このIDを非表示/違反報告)
食塩水(プロフ) - まやさん» 長い間待っていて下さりありがとうございます!これからはあんなにお待たせする事がないように書き進めていきたいと思います…! (2020年6月14日 22時) (レス) id: b80a6fdf4d (このIDを非表示/違反報告)
食塩水(プロフ) - あやめさん» 更新お待たせ致しました…!2ページ"も"と捉えて頂けてありがたいです!自己満足な作品ではありますが少しでも楽しんで頂けるよう、もっと更新出来るように頑張りますね! (2020年6月14日 22時) (レス) id: b80a6fdf4d (このIDを非表示/違反報告)
名前 - 更新されてる……ありがとうこざいまああす!これからも作者さんのペースで頑張ってください!楽しみに待ってます!! (2020年6月14日 21時) (レス) id: 6e285a92e8 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 更新ありがとうございます!!これからも更新待ってます!頑張ってください!!!! (2020年6月14日 15時) (レス) id: f151b0ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ