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「え、なんでここに女の子おるん？かわいーやん、君何学部？LINEやってる？」
「鬱」
「ヒィ！ごめんてグルちゃん！遅れたのは謝るから！！」
片目を隠したメガネは、鬱先生。一緒に来た声が大きい人は、コネシマだ。
俗世に疎い私でさえ知っている、この二人。私の友人の友人がこの二人のどっちかと付き合ってとても酷いフラレ方をしたらしい。まぁ私には関係ないけど。
「で、なんでおるん？」
「説明してやるから餅屋にガンたれるのはやめろ。ステイ」
「俺犬ちゃうわ！」
どうやら二人とも、この教室にいるはずのない私に対する不信感が強いらしく、机の上でゆっゆっと鳴いている謎生物には目もくれていないらしい。
「とりあえず鬱、言っていたものを出せ。説明はそれからだ」
「え？あぁ、じゃあ……」
そう言って鬱先生はカバンから瓶のような物を取り出し、机の上に置いた。瓶はサランラップで閉じられていて、よく見ると穴が空いている。昔こんなのジブリで見たな。そんな現実逃避をした。
なぜなら、その中に入っていたものは。
「ぅ〜？」
「やはり同じ生物だったか！」
「餅を増やさないで貰えますかぁ！？」
ぱっと見鬱先生に似ている餅が、そこには入っていた。
「また私に世話を押し付ける気ですね！？」
「そうだな！」
「悪びれもなく言わないでもらえますか！？」
二匹の世話も同時にできるかまだ分からない状態で一匹増やされるとは全く思っていなくて、思わず語気を強めてしまう。しかしそれを打ち消すような、私たちの声よりも大きな声が部屋に響いた。
「あ！！」
「どうしたシッマ」
「コイツ俺の部屋にもおるで！！！」
「なんだと！何故連れてこなかった！！」
「いや俺の見えとる幻覚かな思って」
「今すぐ連れてこい総統命令だ！」
「了解であります！」
「いやだから増やすなって言ってるんですけど！！？？」
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まる(プロフ) - うわ……さいっこう…打ち切り状態とか作者様言うてたけど…最高…もうこれしか言葉出てきまへんで？ (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 8bbb46866f (このIDを非表示/違反報告)
私猫(プロフ) - あ、黒色サンが認めるところも見てみたかった((( (2021年1月12日 21時) (レス) id: a5b5a226ba (このIDを非表示/違反報告)
なのな(プロフ) - eさんだけかと思ったらみんなも…そしてゆっくり達は…もう語彙力が無さすぎてなるほど…なるほど…という気持ちでいっぱいです(語彙力)発想が本当にすごすぎる！！天才…完結おめでとうございます！！素敵な作品をありがとうございました！！！ (2021年1月5日 22時) (レス) id: cb0e93c590 (このIDを非表示/違反報告)
天の河 - んんん！素敵な作品を有難う御座いました！もう発想が凄すぎて…。完結おめでとうございます！ (2021年1月5日 20時) (レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
ランドルせ(プロフ) - なのなさん» コメントありがとうございます！そう言ってくださると嬉しいです！更新頑張ります！ (2021年1月3日 15時) (レス) id: 1e4b41ea08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランドルせ
| 作成日時：2021年1月2日 3時
