伊野尾side ページ30
あれから2ヶ月。
アルバムのコンセプトも決まり、着々とライブの準備を進める中、
世の中の状況は良くなるどころか悪くなる一方で…
うちのエースはと言うと、仕事を休むことが増えた
今まではどんな状態でも休まなかった山田が、
レギュラー番組は他のメンバーが変わり、
ラジオもとばされ、
メディアに出なくなった。
でも、映画の撮影は相変わらず続いている
大型歌番組もあったが、山田には言わずJUMPの出演は断ったらしい。
疑問も不満もなかった。
今日は、どうしても全員参加しなくてはならない打ち合わせがある。
実際にステージを見ながら話し合うわけでリモートっていうことにもいかない。
伊:いった…
知:大丈夫?
でも、
腹を壊した。
こんな大事な時に何やってんだよ…
薮:今日は早めにはじめて早く終わらせるか
八:その方が良さそうだな
やぶと、ひかるくんが早めに始められないかスタッフに掛け合ってくれた
有:ちゃん、大丈夫?
お腹温めるよ
薮:全員揃ったら始めていいって
中:やまがいない
ほかのメンバーは揃ってるけど、山田がまだ来てない。
まだ集合時間ではないんだけど、俺のために早く始めたい薮は少しイライラしてて…
薮:涼介早く来れないんかな
そう言って山田に電話をかける
薮:出ねぇ
中:向かってるんじゃ?
高:あいつ、調子悪いしあんま急かさない方が
薮:でも伊野尾辛そうだし、
伊:おれは、大丈夫…っ
薮:無理しなくていいから、とりあえず寝てよ
【時間経過….】
薮:涼介遅い!!
寝ようと思ったけど腹が痛すぎて全く寝れなくて、
15分くらい待ったけど
集合時間になっても山田は来なかった
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作者名:山田 | 作成日時:2020年8月30日 16時