ぬくもり

看病 ページ7

cn.


僕に隠せるわけないのにね。


スタスタと歩く涼介の後について僕らもスタジオに向かう。


ス:では始めまーす





何度か止まることもあったけど、大きなトラブルもなく無事に撮影を終えた


山:はぁ…きっつ


中:頑張ったね、楽屋で休も


よほどキツイのか動く気配のない涼介を軽々と持ち上げて歩き出すゆーてぃー


僕ももう少し大きかったらな、、、



高:じゃあ俺らラジオあるからお先に


有:じゃあな〜


雄也と大貴はラジオの収録があるからと、先に帰った、
そして宏太とひかも用事があるらしい、


マネージャーもそれぞれを送迎


残ったのは僕とゆーてぃー

年下組ってわけ


涼介は荒い息だけどソファーでぐっすり寝てる


中:この後どうしよっか？


知:もう一度病院行く？


中:でも今の時期あまり安易に行けないよね


知:確かに…


そう、コロナウイルスが流行ってる今、病院に行くのは危険だ。
涼介は昨日の時点で陰性が出ているし、今行ったら涼介だけでなく僕達も危険だ


知:3人で涼介の家行こっか


中:そうするか


どういうわけで、
裕翔が再び軽々涼介を運び、
タクシーを拾って山田家に向かった


知:爆睡だね笑



中:疲れてたんかな


知:もうちょっと休みあげたいよね笑



中:やま仕事人間だから


体調崩すまで無理をして欲しくはないけど、涼介は仕事が好きだからきっと無理してでも頑張りたいんだろうな


ゆーてぃーはさっきからずっとカメラを向けてる



まぁ確かに寝顔はほんとに天使だね笑

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