第２２話「ヨコハマ ギヤングスタア パラダヰス�─� ページ23
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樋口「銃弾が通らない……！？」
すると、敦が樋口に目を向ける
樋口「＿＿＿っ」
芥川「何をしている樋口！」
『羅生門・顎』
樋口「！」
敦が真っ二つになる
樋口はその血飛沫を受ける
芥川「ち……生け捕りの筈が」
ドサッと倒れる敦
確かに倒れたが、それは虚像だった
谷崎「細雪……！」
谷崎がニッと笑った
芥川「！今裂いた虎は虚像か！では＿＿」
芥川の後ろに敦がいた
『羅生門・叢』
二人で一斉にかかる
？？「はぁーい そこまでー」
が、太宰の人間失格で無効化された
芥川「なッ……」
ドサッと倒れる敦
樋口「貴方 探偵社の＿！何故ここに…」
太宰は懐からある物出しこう云う
A「美人さんの行動が気になっちゃう質でね」
盗聴に使っていたヘッドフォンなどだ
A「こっそり聞かせて貰ってたわ」
樋口「な……真逆」
ポケットをガサゴソと漁る
樋口「盗聴器！？」
樋口は気づいた
自分を口説いてきたのは盗聴器を仕掛ける為だった事を
(いや実際はそれだけではないが←)
樋口「では最初から＿＿私の計画を見抜いて…」
A「そゆこと」
太宰はニッコリと笑う
A「ほらほら起きなさい敦君 三人も負ぶって帰るの厭よ私」
敦「う……」
樋口「ま……待ちなさい！生きて帰す訳には＿＿」
芥川「くく……くくく 止めろ樋口 お前では勝てぬ」
樋口「芥川先輩！でも！」
芥川「太宰さん 今回は退きましょう しかし人虎の首は必ず僕らマフィアが頂く」
ゴホゴホと咳をしながら云う芥川
A「何故？」
芥川「簡単な事 その人虎には＿＿＿闇市で七十億の懸賞金が懸かっている 裏社会を牛耳って余りある額だ」
A「へえ！それは景気の良い話ね」
芥川「探偵社には孰れまた伺います その時素直に七十億を渡すなら善し 渡さぬなら＿＿」
A「戦争？探偵社と？良いわねぇ 元気で」
太宰はポンと手を叩きながら云う
A「やってみなさいよ やれるものなら」
先程とはまるで違う雰囲気の太宰
樋口「……ッ零細探偵社ごときが！我らはこの町の暗部そのもの！傘下の団体企業は数十を数え この町の政治・経済の悉くに根を張る！」
「たかだか十数人の探偵社ごとき 三日と待たずに事務所ごと灰と消える！我らに逆らって生き残った者などいないのだぞ！」
A「知ってるわよ その位」
髪をかきあげながら云う太宰
芥川「然り 外の誰よりも貴方はそれを悉知している」
「＿＿＿元マフィアの太宰さん」
あとがき(第２２話)→←第２１話「ヨコハマ ギヤングスタア パラダヰス�А�
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張ってください^_^ (2019年10月18日 14時) (
レス) id: fb97b4034b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん - いつも楽しみにしていたんですが、終わってしまったんですか？ (2019年10月1日 22時) (レス) id: a6cf5bad43 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - カレー粉さん» いえいえ、更新頑張ってください！ (2019年9月8日 17時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
カレー粉(プロフ) - コアラ★さん» コアラ★さん、コメントありがとうございます！そうやって読むんですね！勉強になりました！ありがとうございます！ (2019年9月8日 15時) (レス) id: b693a82bfd (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - じんせいばんじさいおうがとら です。 元々は“人生万事塞翁が馬（じんせいばんじさいおうがうま）”という故事ことわざで、人生何が起こるかわからないという意味です。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢沢 小瑶 | 作成日時：2019年9月6日 14時
