世界のヨシン

13 【YG】 ページ16

さっきのNIKI先輩のカバーメドレーめちゃくちゃ良かったわ。




一応態度には出してない、と思うがあれは反則だ。





可愛い歌からセクシーな歌、あれでニヤけない奴は人間じゃないわ。まじで。





あ、先輩が帰ってきたっ 可愛いっ←





芸歴が長いにも関わらず、後輩たちにまで丁寧に会釈していっている。





もうどんどん次のアーティストがパフォーマンスしていってるんだけど、みんなNIKI先輩の姿に夢中になってるな。うん。





ヨジャグルなんてみんな花を渡している。




なんだよ、あの恋してる乙女みたいな顔。




俺だって先輩に花とかプレゼントしたいし、表情とかにもバンバン出したいし！！！



これがナムジャアイドル全員の悲しい現実だ。




BTS「お疲れ様でした！」ｺｿｯ




『ありがとうございます』ﾆｺｯ




そう言ってNIKI先輩は俺の隣に静かに座った。







うん、好き。って待って待って待って待って



ちょっと待って？女神が俺の隣座ったんだけど！


ん？俺を選んでくれた！？←(偶然隣だっただけ)




やっっっっっっっっっっべーーーーーーー！





めちゃくちゃ息吸っとこ。←
思った通りいい匂いするわ、うん、最高。←(ファン心理です。許して。)






TH「ヒョーン！！盛り上がってますね(^^)」ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ
訳(ヒョーン！！NIKI先輩の隣譲ってください)





こいつわざと強めに叩いてきやがる。




「そうだなー俺もすっごく楽しいよ(^^)」ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ
訳(譲る訳ないだろー諦めろー(^^))





もう1回チラッと、チラッとだけ！あの美しいお姿を心におさめさせてください、、、、






あ、れ、れ、れ？





さっきまで横にいらしたヨシンの姿はもう無かった。




「それは愛のようだった」のパフォーマンス準備をしに
行ったのか。




俺ら2人どれだけ笑顔でバシバシ叩きあってたんだ？





NIKI先輩に見られてたとか恥ずかしすぎるんですけど。



テヒョンも同じ気持ちだったらしい。



TH「最悪すぎる。大人な俺を見せようと思ってたの
に。」ﾎﾞｿｯ


と両手で頭を抱えていた。





楽屋挨拶の時からお前のいう大人なイメージは崩れてる気がするけどな…





まぁ言わないでおこう。




だがテヒョン。



お前は俺とNIKI先輩との貴重な時間を奪った。←





一生許さねー……






オタクの恨みはすごいぞ…←

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