お前は俺のものだろう？【おそ松さん】

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十四松side


ﾋﾟﾙﾙﾙﾙ


スタッフ｢はい、はい……はい。わかりました。十四松さん、トド松さんからお電話です！｣

十｢あいあいあーい！｣


ﾍﾟｯ


十｢じゅーしまっつです！！｣

ト『切るよ？』

十｢あ、ごめんね？｣

ト『嘘だよ、十四松兄さん笑 まぁ結構深刻なんだけどさ……』





トッティはポツポツと話してくれた。

カラ松兄さんの事を。


信じられないよね、ごめんね、十四松兄さん。


最後にトド松はそう言った。



十｢んーん、こっちもチョロ松兄さんが大変なことになってて……｣


と、そこまで話して僕は気づいた。


十｢ｯ、一松兄さんとおそ松兄さんは？！｣


突然の大声にトド松は勿論、周りの人達も静まり返った。

それでも僕は喋り続けた。


十｢だって、だって一松兄さん、おそ松兄さんの事務所に行ったんだよ？！それなら僕みたいになっちゃうかもしれない！｣

ト『ちょ、ちょっと！十四松兄さん落ち着いて！』



ハッと息を飲んだ僕は現実に引き戻された。



ト『……とにかく、僕みたいにっていう事と今の兄さん達のことも含めてはなしがしたいから、十四松兄さん来週あたり空いてる？』

十｢うん。｣

ト『じゃあ決定。義姉さんにもよろしく言っといてね！』



ﾌﾟｰｯという音でその電話は締めくくられた。


……僕はすぐにマネージャーとスケジュール調整を行って、一松兄さん宛にメールを送信した。

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