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ランボとついでにイーピンを抱き上げてフゥ太についてくるように言う。どうしてとフゥ太に聞かれて、迎えを頼まれたのだとそれとなく誤魔化した。
狙われてるのが分かってるってことを悟られたら、つまんないからね。
消しきれてない気配が屋根の上からこちらを窺っているから、ニヤけてしまいそうになるけど、ぐっと堪える。それとなくイーピンをフゥ太に抱えてもらって、上から剣を振り下ろしてきた黒尽くめの男をマチェットで受け止めた。
「あは、分かりやすすぎ」
「なっ！？」
「A兄！？」
「だぁいじょうぶ、目瞑ってて」
マチェットで剣を押し返してそいつを蹴り飛ばす。吹き飛んでいったやつを見送っていると、笹川了平がこちらに駆けつけてくるところだった。そういえば、きちんと自己紹介をしたことがなかったかも。まあ、いいや。
とりあえずランボたちをその人に預けて、2人また現れたのを手斧で撃ち落とした。
「え！？Aさん！？」
「オレが呼んどいたんだぞ。あいつほど頼りになるやつはいねーからな」
「リボーン、聞いてた話と違うよ。暗殺部隊ってあんなに弱いの？」
せっかくストレスが発散できるかと思えば、全然そんなことないじゃん！急いで来た僕が馬鹿みたいだ！そんな不満を表すように眉を顰める。すると、リボーンはニッと笑った。
「そいつは甘ぇぞ。こいつらはヴァリアーの中でも下っぱだ。本当に恐ぇのは……」
そこそこ強そうな気配を感じ取って上を見上げる。ランボを睨んで獲物を取り出そうとしたそいつの後ろから続々と強いやつが増えた。
リボーンを呼びながらキラキラと顔を輝かせる。これ、全部もらっていいのかな？そうだったらいいな！そう思いながら期待の眼差しを向けると、帽子のつばを下げてリボーンは顔を隠してしまった。
え、だめってこと？そんな〜！無慈悲だ！
「待てェレヴィ！」
「一人で狩っちゃだめよ」
「他のリングの保持者もそこにいるみたいなんだ」
あ、あのときの白銀の男！あの人もリング保持者なんだね。雨のリングの所持者を聞いて、山本武が答える。その表情が固くなっていて、よほど負けたのが堪えたのだと感じた。
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怜(プロフ) - リィさん» ありがとうございます！！面白いと言っていただけるとやる気が出ます！まだストックは尽きていないので、今後も早めに更新できると思います。お楽しみに〜！ (2022年10月7日 0時) (
レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - あ"ぁ"っ…！楽しみすぎてつらい…！！なんでこんな面白い話を作れるのか疑問です…更新頑張ってください！！ (2022年10月5日 13時) (レス) @page32 id: 1730b53d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2022年10月1日 3時
