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雄英敷地内校舎から徒歩5分、築3日の“ハイツアライアンス”。今日から住む寮の前でAは相澤と一緒に生徒の到着を待っていた。
あれから何も聞いてこない相澤が不思議で仕方ないAはちょうど良いと思い、口を開く。
「何も聞かんのん？」
「何がだ」
「私のこと……」
ちらりと横目で見たAは心底不思議そうに相澤を見ていた。その様子が愛おしく思えて、頬を緩める。
さて何と答えるべきかと考えながらも、片手でAの頭を撫でた。
「言いたいときに言ってくれればいい。京極が言えるようになるまで待つよ」
「……ずっと言えんかったらどうするん？」
「それでも聞かないよ」
ふっと笑い、慈しみを持った目を向ける。紫紺の瞳を見開いたAは、何かを言おうと口を開き、結局何も言わず口を閉じた。
続々と集まってきた生徒に目を向け、相澤は表情を変える。まずは言うことがある。その後でまたAに構って、ついでに休暇のことも伝えるか。
脳内で予定を整理した相澤はA組生徒が全員集まったことを確認すると、Aに少し待つように言って話し始めた。
「とりあえず1年A組、無事にまた集まれて何よりだ」
生徒は各々頷いて、Aに目を向ける。神野区の事件で活躍した彼女はしばらくニュースの話題であった。そんな人が己のクラスメートだということがまだ信じがたいほど。
「さて……！これから寮について説明するが、その前に一つ。当面は合宿で取る予定だった“仮免”取得に向けて動いていく」
「そういやあったなそんな話！！」
「色々起きすぎて頭から抜けてたわ……」
「大事な話だ。いいか」
轟、切島、緑谷、八百万、飯田の名前を呼び、相澤は息をつく。
「この5人は
息を呑む生徒。心当たりがあるため、視線が泳いだ。
「その様子だと行く素振りは皆も把握していたワケだ。色々棚上げした上で言わせて貰うよ」
「オールマイトの引退がなけりゃ俺は、爆豪・耳郎・葉隠以外、全員除籍処分にしてる」
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怜(プロフ) - あのさん» これからいい事が沢山あるはずのなのできっと幸せになれますよ！更新頑張りますね！！ (2021年9月12日 23時) (
レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
あの - 夢主ちゃん、つらいだろうなぁ〜ー・゜・(つД｀)・゜・(((最終的には私も泣いていましたw このお話は神作品です!!!! ((上から目線ですみませんｍ(｡≧Д≦｡)ｍ 更新頑張って下さいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! 応援してます(p｀･ω･´q) (2021年9月12日 6時) (レス) id: 897b0238c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2021年8月29日 6時
