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あのあと気を取り直して園内を思いっきり楽しんでいれば、あっという間に夜になった。この遊園地内にあるというホテル直通のバスに乗って、また優待券を駆使してフロントから渡された鍵は一番上のスウィート。
おかしなくらい優待されてる。学生が受けていいのか不安になるほどなんだけど。
「ここまで良い部屋だとは思いませんでしたね」
「そうだな。お風呂とかすごかったよ。あれ、プールみたい」
「さすがスウィートルーム。アメニティまでグレードの高い物ばかりです」
「園内見下ろせるよ。A、こっち来てみて」
本当、アズール何したの。こんなに良い部屋借りれるなんておかしいよ。懇意にしてるって言ってたけど、こんなに待遇良くなるものなの？
訝しげに見やれば、アズールは自慢げに笑う。あれ、何かした顔だ。悪いことじゃなければいいけど。
とりあえず歩き疲れた足を癒やすためにお風呂の準備をする。バスタオルもふわふわだし、ガウンとかも着心地良さそう。こういうのってあんまり良いイメージないけど、今回ばかりは着ようかなって思わせるほど。
「お風呂入んの？じゃあ、オレも〜」
「では、僕も」
「準備をするので、少し待っていてください」
あ、みんなで入るんだ？まあ、広かったし。問題ないとは思うけど。
お風呂のお湯を溜める間暇だから、部屋を見て回る。リビングが一番大きくて、ゆったり座れるソファー、その前に大きなテレビ。小さな冷蔵庫の中にはお酒とソフトドリンクが入ってた。
ベッドルームに行ってここにも小さな冷蔵庫を見つけた。水しか入ってないけど、ここにも冷蔵庫いるかな？
「探検ですか？」
「そー。すごい広いから」
「あちらの部屋は衣装部屋になっていましたよ」
え、衣装部屋？ここに住めるじゃん。簡易キッチンもあったし。スウィートっていうか、もはやマンションなんだけど。
改めて可笑しさを実感していれば、お風呂が沸いたらしい。入ろうかってジェイドを促すと、ニコニコ笑っていた。
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怜(プロフ) - ミルクショコラさん» こちらこそ読んでくださってありがとうございます〜！赤面に関しては人それぞれなので新たな知識と言えるかどうかは分かりませんが… (2021年3月30日 0時) (
レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクショコラ - あと、自分あんまり赤面とかしないので、あ、耳の後ろから熱広がるんだなぁとか思ってました。新たなる知識を得ました。← (2021年3月27日 22時) (レス) id: 2e73fce6ea (このIDを非表示/違反報告)
ミルクショコラ - わぁぁ…え、ちょ、やばぁ…ｽｯ好きです！！！(大声)この作品を読んでいてめっちゃにやけてしまった…なんか、ホントに好きです。(語彙力)ありがとうございますｯｯｯ！！！ (2021年3月27日 21時) (レス) id: 2e73fce6ea (このIDを非表示/違反報告)
ライカ(プロフ) - こちらこそ！ありがとうございました！ (2021年3月12日 20時) (レス) id: 6cbc74f1c3 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - ライカさん» リクエストありがとうございました〜！ (2021年3月12日 19時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2021年2月3日 0時
