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受け取った写真はポケットに入れて再度ゲストにお礼を言う。また撮らせてくれ、なんて言ってゲストはルンルンとスキップ混じりに薬品庫を出ていった。
「なるほど、カメラマン志望ですか」
「ええ、道理で。お上手でしたね」
「なに、また企んでるの？」
「オレらもまぜてよぉ」
くすくす笑う2人に何事かと詰め寄れば、まだ考え中だと言われる。どうせ粗方考えてるんだろうけど。言ってくれないなら、待つしかないか。
それからまた仕事に戻ってスタンプを押す。少ししたら、クルーウェル先生が戻ってきて運営委員会議が開かれるから、とアズールとジェイドを連れて去っていった。
「行っちゃったねぇ」
「うん。さて、仕事をしようか」
「してもいいけど、Aはこっち来て」
手招くから傍によると、すっぽりと長い腕で囲まれる。これじゃ仕事ができないよって文句を言えば、しなくていいよってフロイドは笑った。
しなくていいわけがない。せめて人手が増えるまでは働いておかないと。
そう思って腕から脱出しようと藻掻くと、ぎゅうと力が強くなる。
「逃げないでよ。オレの腕で囲わせて」
「いや、だって」
「仕事はその辺の寮生がやってくれるって」
帽子を投げて頬ずりをされた。アクアマリンの香水が香って珍しいな、なんて思いながら身を預ける。
離してくれなさそうだから、そうしただけなのに。フロイドは嬉しそうに鼻を首に押しつけた。
ゲストは俺たちに気を使ってか、近寄らなくなった。引っ張られるままに壁際に寄って、壁に押しつけられる。
「このままイチャイチャしようか♡」
「アズールたちが帰ってきたら怒られるぞ」
「大丈夫だって。どうせ委員会議ですぐには帰ってこねーし」
ニヤリ、と笑ったフロイドはゆっくり顔を近づけた。
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怜(プロフ) - もち。さん» 実は仲良しさんなんです。本編には全く出てこない設定でした。3人はやきもち焼いてますが、マクミランくんには言っていないという……。今度書いてみようと思います！続編でもよろしくお願いします！ (2021年2月3日 0時) (
レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - ツノ太郎とも仲良し！！あの三人がまた嫉妬しちゃう！！でもそんな様子がみたい！！！とはしゃいでしまいました笑マレウスはそんな様子を興味深そうにみてそう…続編も楽しみです。長いの大好物なので寧ろ嬉しいです！気長にお待ちしてます！ (2021年2月2日 8時) (レス) id: 8c9f19759d (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - くっは！さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2021年1月12日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
くっは！(プロフ) - ぐっ………す"き"た"あ"あ"あ"あ!!!!!続編おめでとうございますっ!!!! (2021年1月8日 22時) (レス) id: 4461b1fc8d (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - にょるさん» かなり長かったと思いますが、お疲れ様です。尊敬だなんて照れますね！ありがとうございます〜！更新頑張りますね！ (2021年1月4日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2021年1月2日 2時
