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守秘義務の説明をしているアズール先輩。やっぱりそうだよね。契約事に関しては話さないようにするはず。だから、デメリットは漏れ出ない。そのせいで安易に契約してしまう人が増えた。
「じ、じゃあテスト対策ノートの担保に預けたオレ様の火の魔法は、どうなるんだゾ？」
「そ、そうだ。僕の水の魔法は？」
「オレのユニーク魔法、返してくれよ！」
魔法を担保に！？すごい！どうやって担保にするんだろう。瓶に詰めるような感覚なのかな？ぎゅって中に押し込んで蓋をする、みたいな？
原理が気になるけど、それは後回しだ。今は原理を考える時間じゃないからね。
朗々と声を上げるアズール先輩は、能力を返すも返さないも自分の自由だ、と言う。ニッコリと笑って嬉しそう。ざっと見て200人超えの能力を得たんだから、それも当然か。
「だからグリムたちは魔法で喧嘩しなかったのか」
「魔法を使えないことを隠したかったんだろうね」
小さく頷き合って前を見据える。さて、どうしようか。他の人とかどうでもいいけど、エースくんやデュースくん、グリムも巻き込まれてるとなったら話は別だ。
危険な方法はとらず、穏便に事を収めないと。
「さっきから聞いてりゃ……どいつもこいつも気に入らねぇ！！！」
あっ！？静かにしてるように言ったのに！
立ち上がって握り拳を作るジャックくん。額に手を当ててため息をついた。
まあ、こんなの聞いて大人しくできるとは思ってなかったけど……。
ジャックくんに視線が集まって、そのあとに僕たちに目が向けられる。アズール先輩と目が合って、静かに視線を逸らした。
「ん？君は……頭にイソギンチャクがついていませんね。今はスタッフ・ミーティング中です。部外者はご遠慮いただけますか？ああ、そうだ。Aさん、そんなところに座り込んでいないで、着替えを済ませてきてはどうです？今日は忙しくなりますよ」
「グルル……部外者だと？俺は、自分の力で勉強した奴らと真っ向から競い合って勝ちたかったんだ。それが、あんたのせいで台無しになった。充分に当事者だろうが！」
「僕はここにいません。これは僕の幻覚です」
「無理があると思うよ、Aくん」
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怜(プロフ) - もち。さん» ありがとうございますー！この3章でぐぐっとレオナさんとの距離が縮まることでしょう、きっと。バトルはお楽しみに！なるべくかっこよくします！ (2020年12月11日 0時) (
レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - 意外とレオナさん狂信者くんのこと気に入ってて読んでいてにやにやが止まりませんでした。リーチ兄弟と狂信者くんのバトルも気になる…っ！不干渉薬をどうクリアするんだろうか…続きを楽しみにしてます！ひそやかに応援してます。 (2020年12月9日 19時) (レス) id: 2eef4b8e10 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - MAERさん» ありがとうございま〜す！狂信者は何をやらせても楽しいですね……更新頑張ります！ (2020年10月11日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - もち。さん» ありがとうございます！絶対言わせるぞという強い意志を持っていたので言ってもらっちゃいました〜！エンティティさまバンザイ！求愛ネタも書きたかったので……喜んでもらえて良かったです！もち。さんもご自愛くださいね。更新頑張ります！ (2020年10月11日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - 続編おめです！夢主の性格どちゃくそすこ、、、((やっぱり狂信者は最高ですね、、！ これからも頑張って下さい、！応援してます！ (2020年10月10日 19時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年10月10日 1時
