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side：A
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「じゃ、僕ら帰るんで」
そそくさと出ていく監督生たち。面倒なことばっかりしやがって。そう思いながら、ベッドに腰掛けた。
すぐにバタバタと騒がしい足音が聞こえてきて、早すぎるって思う。だってさっき連絡したばっかりだろ。やってたこと放り投げてきててもおかしくないな。
大きな音を立ててドアが開いた。
「A！」
「アズール……」
「微熱があると聞きました。隠さないでくださいよ」
俺よりずっと辛そうな表情をして、それなのにテキパキと動く。変なのって言えば、頬を撫でられた。いつもより冷たく感じて、体調がおかしかったんだと今更自覚する。
「連絡だけして部屋にこもるから、機嫌が悪いだけかと思ったじゃないですか」
「微熱があるとは思わなかったから」
「もう……。ジェイドとフロイドにも連絡しましたから。すぐに来ますよ」
「別にいいのに」
ベッドに寝転びながらそう言うと、額を小突かれた。されるがままになっていると、またドアが開く。心配そうな表情が2つ、覗いた。
「ところで、Aが不良に絡まれたくらいで熱を出すはずがないんですよ。何か理由が？」
「あー、うん」
「話していただけますね？」
頷いて1時間前のことを思い出す。
全校集会が終わったあと、早々に寮に戻ろうとしたんだ。そしたら、いきなり魔法薬をかけられて。まあ、やり返したんだけどさ。その魔法薬が結構厄介で、頭がぼんやりするんだ。
だから、なんとか連絡だけして部屋にこもってたわけ。
説明が終われば、3人は顔を歪める。
「その方は今どちらに？」
「たぶんまだ廊下で伸びてるよ」
「じゃ、オレ行ってくる〜」
すぐに部屋を出ていくフロイド。いってらっしゃい、と呟いて目を瞑った。
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みやぺ - 読ませていただきました！お礼が遅くなり申し訳ありません！本当好きです文章力が、、有難うございます、、最後めちゃくちゃ覚えててほしかったんですけど、前衛でいることも忘れてほしいところもマクミラン君で、、！語彙力なくてすみません、本当有難うございました！ (2020年10月1日 0時) (
レス) id: 4b5b8920da (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 隻狼姫さん» ありがとうございます！！ (2020年9月13日 16時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
隻狼姫(プロフ) - オクタたちとトリップものすごく好きです…(このシリーズが出たら絶対に読む←) (2020年9月12日 23時) (レス) id: efc986c11a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 三宏さん» ありがとうございます！リクエスト承りました。しばらくお待ちください！R18は書いていた時期もありますが、今のところ書く予定はありません。 (2020年9月12日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
三宏(プロフ) - いつも楽しませてもらってます！マクミランくんが自傷癖な事を隠してて、それを知った3人が最も過保護になって甘々になる話が見たいです！後質問なんですが、R18とかって書かれたりしないのですか？ (2020年9月11日 22時) (レス) id: b9698f5579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年8月5日 0時
