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頬に紅葉がつく。赤く腫れているそれより、レオナ・キングスカラーは自分がビンタをされたということに驚いていた。


「なっなんだ!?突然ゴーストが平手打ちをかましたぞ!?」

「信っじられない………………姫が歌っているのに、デュエットしてくれないなんて!!!!」


全然王子じゃない、と目を吊り上げるイライザさん。彼女の理想は高いんだから、それに合わせないと。

本物の王子が易々と拒否されている光景は面白くて、クスクスと笑った。睨まれたような気がするけど、全然気にならない。


「次!金色の髪が綺麗なあなた」

「やあ。僕の名前はヴィル・シェーンハイトだ」

「それじゃあ……ごほん!」


あの人、キャラ変わってないか?薄ら寒い。
そう思いながらも眺める。見事にデュエットしてみせたヴィル・シェーンハイトは得意げだった。ハモりまで完璧だ、とジェイドが褒める。

そういえば、あの人は俳優もやってるんだっけ?道理で上手いわけだ。


「いつまでも、君とこうして歌っていられるよ。だって……君に、僕のことを好きになってもらいたいから」

「素敵だわ!それじゃあ、あなたが飼ってる犬のお名前は?」

「……なぜ、突然犬の話に?僕は寮生活だ、犬なんて飼ってるわけ……」

「却下!!!!」


イライザさんの平手打ちが炸裂した。痛いと目を見開くヴィル・シェーンハイト。自分の顔にどれだけの価値があると思ってるんだ、とヴィル・シェーンハイトは絶叫した。
仮面は崩れ去っていつものヴィル・シェーンハイトが顔を出す。

王子様っていうのも大変だな。口笛一つで駆けつける大きな犬を飼ってるのが王子様の条件とか……。この学校にはいないんじゃないか?
というか、それを言うならイデアさんもだ。イデアさんは動物が好きだけど、たぶん、犬なんて飼ってないだろ。まあ、作ろうと思えば、ロボット犬の一匹や二匹は余裕だろうけど。

***→←プロポーズと作戦開始



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雷蔵 - まじで文句多いかもしれないんですけど番外編おおくないですか?本編の方も読みたいので本編を優先してくれると嬉しいです (2月24日 17時) (レス) @page1 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リザさん» ありがとうございます!そう言っていただけると励みになります。今後もよろしくお願いします! (2020年7月24日 14時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 毎日の更新ありがとうございます!私は、オクタが好きすぎてこの作品に出会えて本当に嬉しかったです!今後も更新頑張ってください! (2020年7月23日 8時) (レス) id: 623608c67e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - もっちりさん» ありがとうございます!!飽きないって言ってもらえて嬉しいです!オクタ最高ですよね!更新頑張りますので、引き続きお楽しみください! (2020年7月22日 23時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もっちり - もう、毎日毎日読み直してから更新待ってます...。何回読み直しても飽きませんし、オクタ箱推しにとっては美味すぎる!!好きですぅ!! (2020年7月22日 21時) (レス) id: 955d1187a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年7月10日 15時

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