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プラネタリウムが終わった頃ジェイドが迎えに来た。手を振って見送るフロイド。俺も手を振れば、ニッコリと笑う。
「そろそろお昼ですし、何か食べましょうか」
「フードコートは3階だったっけ？」
「はい。では、手を」
差し出された手に自分の手を重ねた。公共の場とか最早関係なくなってきたな。周りの目とか気にならないのか。
そう思って見上げれば、僅かに目元を赤くしているジェイド。吊り目は幸せそうに緩んでいて。そうだ、こういうやつだったな。なんて、今更実感した。
またエスカレーターに戻って2階下まで降りる。人混みに流されないように、と手に力を込められた。
どれを食べようか悩んでいると、ジェイドがクスクスと笑う。
「笑うなよ」
「ふふふ、すみません。可愛らしかったのでつい」
「あっそ」
拗ねたように顔を逸らせば、繋いでない方の手で頭を撫でられた。髪を梳いて、耳を撫でて、頬を触る。そのまま顔をジェイドの方へ向けられた。
「拗ねても可愛いですね」
きゅう、と細められる目。よく恥ずかしげもなく、そんなことが言えるものだな。俺は恥ずかしくて仕方ないっていうのに。
顔は逸らせないから、目線を逸らす。笑い声が降ってきた。
「……ジェイドは何食べる？」
「そうですね……」
無理矢理話題を変えれば、話に乗ってくれる。引き際もちゃんと分かってるからこそ、なんだろうけど。それならもっと早く引いてくれてもいいのにって思った。
こういうことに耐性のないヤツをからかって何が楽しいんだろうか。いや、からかってるんじゃなかったな。こいつらはいつだって本気だから。
だからこそ、困ってるんだけど。
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怜(プロフ) - リザさん» ありがとうございます！！気をつけますね！ (2020年7月10日 15時) (
レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 色々疲れて体調崩さないようにしてください(>_<) (2020年7月10日 12時) (レス) id: 5d727ab8ad (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - Rioさん» 良かったです！！私も書いててちょっと楽しくなってしまいました……リクエストありがとうございました！更新頑張ります！ (2020年7月10日 11時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
Rio - ﾝﾝﾝ！とてつもなく良かったです！！マジで！リクエストに応えてくれて本当にありがとうございます！もう男主、尊い。ゲームに出てきてくれないかな(笑)これからも頑張ってください！ (2020年7月10日 7時) (レス) id: a03ea3f041 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - うまるんさん» こちらこそありがとうございました！気に入っていただけて良かったです！テスト勉強お疲れ様です。ご自愛くださいね。更新頑張ります！ (2020年7月10日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年6月28日 0時
