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「そういえば、自己紹介がまだでした。僕はアズール・アーシェングロット。オクタヴィネル寮1年です」
「A・マクミラン。無所属」
「え？シャチちゃんって寮決まってないの」
驚く二人に説明する。といっても、入学式の騒動は知っているだろうから、簡単に。
へえ、と頷く二人。フロイドは何故かワクワクしている。
「ゴースト出んの、いいなあ！今度行ってみてもいい？」
「面倒事起こさないんならな」
「やった〜！」
まあ、しばらくはゴースト出ないだろうけど。
そんなことは露知らず、フロイドはご機嫌だ。
そうやって談笑していると、研究室につく。一応ノックをして、返事が来ないことに顔を見合わせた。
どうするか、と頭を悩ませると、フロイドが勢いよく扉を開ける。
「イシダイせんせー、いるぅ？」
「………いないようですね」
勝手に入っていく二人の後ろを歩く。
仕方ないですね、とアズールが机に課題を置いた。俺も紙の束を置く。
仕事が終わったなら、さっさと退散するに限る。二人を急かして、部屋から出た。
「アズール、助かった」
「いえ。お力になれて良かった」
じゃ、と手を振って背を向けると、二人ともついてくる。首を傾げれば、二人も同じように首を傾げた。
まさか、ついてくる気なのか。そう言えば、当たり前のように頷かれる。
「俺、タバコ吸いに行くだけなんだけど」
「ああ、お気になさらず。興味があるだけなので」
「暇だからさ〜」
問答無用でついてくる二人。喫煙者じゃない人の前で吸うの、結構抵抗あるんだけど。まあ、二人が良いならいいか。
「タバコ見たことないの？マジで？」
「海の中では火はつきませんし」
「海の中？」
「オレたち、人魚なんだ〜」
「あー、なるほどね」
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白鳥 - ヤヴァイ夢主がハイキューの国見にしか見えないwwwwあっえーとこのシリーズとっっっっても面白くて毎回楽しく読んでます！これからも更新頑張ってください! (2022年4月2日 20時) (
レス) @page1 id: 788cb9ebbb (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - (名前)太中大好き人間さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年7月4日 12時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)太中大好き人間(プロフ) - タバコで魔力という柔軟な想像力が凄いです！これからも頑張ってください！ (2020年7月4日 7時) (レス) id: 5bc9e3e078 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - きせるさん» ありがとうございます、嬉しいです！続編でもどうぞご贔屓ください！ (2020年6月4日 15時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
きせる - とても面白いし、夢主の性格とか凄く好きです！続編も楽しみにしてます(*^▽^*) (2020年6月4日 13時) (レス) id: 36960cc352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年6月2日 0時
