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鬱side
《Aが死んだ。》
インカムで幹部全員に行き渡ったその内容は
僕の心を壊すには十分すぎたらしい。
tn「なんで死んだんや？アイツ……」
sha「……最後の爆発音って、Aのやつやったんか？」
幹部の中でも気まずい空気が漂っていた。
ーーー
ﾊﾞﾀﾝｯ
ut「Aちゃんっ！」
Aちゃんがいるベットにかけこむと、そこには
安らかに眠っているAちゃんがいた。
ut「なんでや、なんで死んでもうたんや……」
問いかけても、閉じた口からは返事が返ってくることは無い。
ut「僕のせいなん？僕が、守れへんかったからなん……？」
ut「帰ってきてや、いつもみたいに笑ってぇや。」
僕は、他のみんなは、こんなにも彼女が思い悩んでいることなんて知らず、
いつも通りの日常を繰り返していた。
gr「とうとう、守ることが出来なかったな……」
グルッペンは静かに1粒の涙を零した。
ーーー
ショッピside
彼女が死んだとの報告が入った。
みんなが戸惑っていた。
俺は……と言うと、どう思えばいいのかすらわからなくなっていた。
今更悲しいなんていうのはおかしいだろうし、ただただショックとしか
言い表せないわけで。
でも、ひとつだけ確信して言えることがある。それは
Aさんが死んだわけは俺達が原因だということ。
あんなのは冗談だった。とか、自分を守る言い訳にしかならない。
Aさんに酷いことをしていた昔の自分を殴りたい。
どこにも行きようのないこの感情は、いつしか、
自分に向かうようになった。
考える時間をなくしたくて睡眠薬を良くのんだ。
ご飯だって、食べることが出来なくなった。
体調を崩すことが増えた。
俺ももうすぐ死ぬのかもしれない。
これが償いと言ったら、なんて楽なものなのだと言われるかもしれない、けど。
彼女のことを何も気付いてあげられなかった馬鹿な僕の脳みそからは
こんな考えしか浮かばなかったから。
syp「もうすぐ、そっちへ、」
行きますから。
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黄緑 - あの、最後まで読んだんですけど、めちゃくちゃ泣きました。辛すぎる... (2021年2月15日 15時) (
レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - samさん» いや、描いて頂きたいです……！私は飛んで喜びます。 (2019年8月24日 23時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
sam - あっ…絵描きたいけど画力がないマン (2019年8月24日 19時) (レス) id: 1ba9267271 (このIDを非表示/違反報告)
暇人8号(プロフ) - にこさん» これがガム？そっか……ガムレベルMAXなんですね分かります (2019年8月3日 2時) (レス) id: 5041486242 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 暇人8号さん» そこら辺にこびりついているガムです。 (2019年8月3日 1時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がんてつ | 作成日時：2019年5月25日 0時
