56 ページ10
ym side
まさか大ちゃんがデートに誘ってくれるなんて……。
デートはずっと行きたかったから内心とても舞い上がってしまった俺。
俺なんかとデートして楽しいのかな、なんて一瞬不安になってしまったけど、大ちゃんの笑顔を見ているとそんな不安なんて一気に吹き飛んだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あれから1週間。
長かったような短かったような……。
やっとやってきた日曜日に朝から胸がドキドキしていて。
山「大ちゃんっ!!早く〜!!!!」
大「え？もう準備出来たの!?もうちょっと待って!!」
早く行きたくてたまらなくて、マッハで準備を終わらせた俺。
“早く!!”と大ちゃんを急かす始末。
なんか……新婚さんみたいでいいな……なんて。
口に出したらやばいことになりそうだから絶対言わないけど。
大「ちゃんとシートベルトしたか？」
山「うん!!そんなこと心配しなくても…子供じゃないんだし(笑)」
大「いや、お前に怪我でもされたら困るだろ？」
山「ぇ……//ぇと……ぅ…ん……//////」
なんだよ、大ちゃんのくせにかっこいいじゃん///
俺は大ちゃんが運転する車に揺られながら、密かに熱を持った顔を冷ました。
それからは2人で他愛もない会話をして、過ぎ行く景色に見とれて。
そうこうしているうちに待ちに待った海が見えてきた。
もうちょっとだ。
大「着いたぞ!!海!!」
山「わぁ………すっごい綺麗……♡」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ | 作成日時：2020年5月4日 20時
