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あれから数週間。


大ちゃんは順調に回復し、ついに退院の日を迎えた。





山「退院おめでとう。」


大「ありがとう。心配かけてごめんな?」


山「んーん。無事で良かった。」


大「そうだな。じゃあ帰ろっか、俺らの家。」


山「うん!!」






俺らは病院を出て自分たちの家に向かった。


久しぶりに2人で帰ってきた家は、今まで俺が1人で生活してきた家とは全然違う場所みたい。






山「おかえり、大ちゃん。」


大「ただいま、山田。」






どちらからともなくお互いの唇が合わさった。


そのままキスは深いものに変わって。






山「ふッ……ぁ……らいちゃっ………。」


大「ふは、もうトロトロじゃん。溜まってた?」


山「ん……久しぶりだもん……。」


大「ごめんごめん。じゃあベッド行きますか?」


山「抱っこ。」


大「はいはい(笑)」






溜まってた?なんて、当たり前じゃん。


俺、1人じゃ気持ちよくなれないんだもん…。


久しぶりだからか今日は何故か素直になれた。







俺はそのまま大ちゃんにお姫様抱っこをしてもらい、そっとベッドに降ろされた。






大「山田、愛してる。」







━━━━━━━甘い時間のハジマリ………。

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2020年5月4日 20時

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