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高「有岡くん!?分かる!?」







あれ…?高木先輩の…声がする……。


ゆっくりと目を開けると見慣れない部屋。


ここは………。


そっと辺りを見渡せば高木先輩と目が合った。






状況が全く飲み込めなくて頭にはてなを浮かべていると、高木先輩が事情を説明してくれた。






そっか……俺…車に轢かれたんだ………。


頭は意外と冷静だった。






何より山田が無事だったことにほっとした。


その後色々検査してもらったけど異常はないらしい。






するとガラッと空いた病室のドア。






山「大ちゃん!?!?!?」






そこには息を切らした山田が立っていた。


そして後を追うように伊野尾さんも。






大「山田………。」


山「だい…ちゃんッ……ぅぅ〜ッ…よがっだよぉ"っ…。」


大「泣くなって(笑)ごめんな…心配かけて……。」


山「もお"っ……じんばい"…しだんだよッ……。」







大「あのさ……ずっときになってたんだけど……この人は……?」


山「え…伊野尾ちゃんじゃ……。、!?」


伊「えっと…どなた…ですか……?」


高「あれ…知り合いじゃないの…?」






俺を見るなり涙を流しながら飛びついてきた山田。


たくさん心配かけたんだな……。






でも俺は伊野尾さんの後ろから入ってきた高身長の男性が気になっていた。


誰かと聞いても誰も知らないと言うこの人。







えっと……だれ………?

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2020年5月4日 20時

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