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1ヶ月後。
あれから毎日どうしようか考えていた。
大ちゃんと過ごす中で、大ちゃんは俺にとってかけがえのない存在だと言うことを改めて身に染みて感じる。
だからこそやっぱり失いたくなくて。
でも…決めた……。
山「ねぇ大ちゃん……。今日…いい……?」
大「……分かった。」
大ちゃんが会社に行くのを見送る時に、俺は口を開いた。
それだけで大ちゃんはちゃんと察してくれたようで、真剣な顔で頷いてくれた。
大「じゃあ、行ってくる。」
山「うん、行ってっしゃい。」
俺が出した答えは━━━━━━━━
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ar side
毎日俺が会社に行くのをお見送りしてくれる山田。
でも今日はいつもと顔つきが違っていた。
山「ねぇ大ちゃん……。今日…いい……?」
それだけで俺は全てを察した。
大「じゃあ、行ってくる。」
山田は俺と生きる道を選んでくれるのだろうか。
心臓がバクバクと音を立てる。
玄関のドアを閉めたあと、俺はふぅっと息を吐いて会社への道を歩き始めた。
例えどんな答えでも俺は受け止めるから。
その日は頭の半分以上が山田のことでいっぱいだった。
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2020年5月4日 20時