アマリリス (ページ47)

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一途な恋ページ47

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『おはようございまーす』

北人「あ、来た」

哲也「おはよーAちゃん」

次の日

朝からカフェに行くと何やらニヤニヤしている哲也さんと

少し不機嫌な北人くんがカウンター席に座っていた。

荷物を哲也さんの隣の席に置いて、2人の方を見るとニヤつきが激しくなってる哲也さん。

『･･･あっ！もしかして、！！』

哲也「付けてるんだね、ピアス」

『･･･え、？』

哲也「いつでも思い出してもらえるように花型のピアス、をね」

哲也さんは少しドヤった顔。

なるほど。

隼くん、プレゼントのセンスないもんね。

本当に哲也さんのこと、尊敬してて大好きなんだろうなぁ。

哲也「それにしても Aちゃんって大胆な子だったんだね」

北人「抱きつくとかどういうことですか」

『いや、北人くん！それは誤解！』

ムスッとした北人くんが悲しそうな目をするからすごく言いづらい･･･。

･･･てか、あのおしゃべりさんはどこまで喋ったの？！

哲也「Aちゃんに大好きって言われて死ぬかと思ったって言ってたよ」

北人「いきなりハグされて心臓止まりそうだったって」

『･･･やめてください、、』

きっと私と会った昨日の一日の出来事を最初から最後まで全部話したんだろうなぁ。

ふふっ、かわいいなぁ。

だけど、さすがに恥ずかしすぎるからあのおしゃべりなお口はどうにかしないと。

私も行動に気をつけなきゃ。

誰に何言われるか分かんないもん。

北人「Aさん顔真っ赤」

哲也「一途な恋が勝ち、ってことか」

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