【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女５【ハイキュー】

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胡「あの万世極楽教、集会所に調査員派遣したけど結局怪しいものは一つも出てこない。
一体どうなってるんでしょう」


藤咲神社にいる柱のみんなで、稽古の休憩をとっている。

いつもニコニコ冷静なしのぶが、なかなか調査が進まないことに腹を立てているのか
和菓子を口にしながら乱暴にお茶を飲んでいた





冨「.....胡蝶、頭は大丈夫か？」


胡「はい？」


冨「化粧ノリも悪いように見受けられる」



目の前で繰り広げられる二人のやりとり。
客間が一気にブリザード状態だ


お茶を飲んでいた私、不死川さん、時透くんの間に微妙な空気が流れる

胡「.....よっぽど殺されたいようですね冨岡さん」


冨「俺は殺されたくない」


『ま、まあまあ。しのぶ、きっと冨岡さんが言いたいのは
ちゃんと寝れてるのか、ってことなんじゃない？』

必死にフォローするも、しのぶの中で怒りスイッチは押されたらしい

ピキピキと目頭が動いている


胡「冨岡さん、もうちょっと言葉を選んだほうがいいかと」


冨「...わかった」


胡「絶対わかっていないですよね？わかっていないのにわかったと答えるのはどうかと思います！」



冨「なぜそんなに怒っている」


『もう黙ろう冨岡さんこれ以上キレさせないで』


目の前で繰り広げられる喧嘩？言い合い？を止める。


不死川さんは、呆れたように冨岡さんを見ながらおはぎを口にしており
時透くんも同じように自分のペースで和菓子を食べている


ストッパーもう一人必要なんですが....


『でも、しのぶ、本当に顔色が悪いよ。
ちゃんと休息はとっているの？』


胡「ええ、大丈夫。体調には気をつけてるつもりです」


『そうだといいけど』



私が最近感じ取っていること


それは、しのぶから発せられる藤の花の匂いが強くなっていること


きっと柱みんなは感じ取っている


だからこそ、冨岡さんは聞いたんだと思う





以前お館様は、前のように毒を飲まないよう私たちに忠告していた


それなのにどうして....




冨「胡蝶」


胡「今度はなんです冨岡さん」



冨「先に逝くと考えているなら、俺は絶対にお前を許さない」




これまで聞いたことのない、力のこもった冨岡さんの言葉


その言葉にしのぶは目を見開いた



『....私、これ片付けてくるね』


不「俺も手伝う」


時「俺も行きます」



空気を読んだのか、他の二人も客間を退出するらしい


うん、これが正解だ。


冨岡さん、期待してます

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