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黒尾side
最近、近所でパトカーが良くパトロールをするようになった。
この前研磨とコンビニでおでんを買いに行った時、怪しい人物に話しかけられなかったかと
警察に聞かれた。
俺たちはそんな奴には遭遇していないが、ここの近所で不審者が出たのか、パトロールしている警察官が多い。
今日も、研磨の新しサポーターを買いに行くのに付いて来ているが、そこに来る間にもパトカーを数台見ている気がする。
黒「なんか物騒なことでもあったっけ？俺最近ニュース見てねぇんだけど」
孤「...なかった気がする..。
でも、心当たりはある」
黒「心当たり？なんだよ」
購入した品を両手で抱える研磨をみる。
長年幼馴染をやっているから、なんとなくわかる。
こいつ、なんか警戒してる？
孤「この前京治とたまたま連絡取ってたんだけど」
黒「けいじ？...赤葦とか？珍しいな」
孤「ちょっと部活のことでね。
まあそれで、京治と梟谷の主将の家の近所にも最近パトカーが増えたらしい」
黒「へー。...それが？？」
孤「あと、見覚えのある人が一昨日、家の近所を歩いてた」
黒「何が言いたいのかさっぱりなんだけど」
見覚えのある人がなんだよ
これまで、ある程度研磨の言葉足らずのコミュニケーションは
つかめて来た。
でも今回ばかりは分からない
孤「本当に、確信は持てないけど、多分警護だと思う」
黒「はあ？警護？」
孤「うん。俺たちと京治と木兎さん...多分護られてる」
黒「いやいや、なんでよ。なんでそうなるわけ」
孤「藤咲さんの仲間がいたから」
藤咲？？なんでここでAちゃんの名前が出てくんだよ
そう口を開きかけた瞬間
「きゃああああああああ！！！！！！！！！！」
遠くの方で女の叫び声が響き渡った。
モール内を歩いていた客が一斉に足を止め、聞こえてきた方に目を向ける
「うわあああああ！」
「に、逃げろ！！！！」
黒「な、なんだ！？」
「みんな走れ！通り魔だ」
奥の方から、人の波が押し寄せて来る
人と人の隙間から見えた、異様な光景に俺は
生まれて初めて足が震えるのを感じた
孤「クロ！！！走ろう！！」
遠目から見てもわかるくらい、
顔が血で真っ赤に濡れた男
そして床に倒れて動かない女
気持ち悪い
黒「た、助けねーと....」
孤「あれはどうにもできない...あの人たちを待とう」
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ことり(プロフ) - 鳥肌が止まりません…！！！！続編も楽しみです！ (2020年8月14日 21時) (
レス) id: 19c0d362e8 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 更新ありがとうございます！ずっと楽しみにしていたのでとても嬉しいです！これからも無理ない程度にお願いします！！ (2020年8月11日 1時) (レス) id: 416b81d345 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 更新ずっと楽しみにしてました！単行本派なので本誌のネタバレはアレですけどそれ以外はばっちこいです！！続き楽しみにしてます！！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 14de8ea307 (このIDを非表示/違反報告)
るな@イヴちゃん?(プロフ) - 更新きたぁぁぁぁ ずっと待ってて良かったです！！これからも更新楽しみにしています！ (2020年8月10日 13時) (レス) id: 11512482cb (このIDを非表示/違反報告)
ししひ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！シリアスもありつつ、恋愛もあるところすっごく好きで一気読みしました！！更新頑張ってください！応援しています！！！ (2020年6月1日 17時) (レス) id: 536f6fa02a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：総陽♪ | 作成日時：2020年5月6日 23時
