【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女５【ハイキュー】

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鬼がここのところ出没していない。

ただ、東京の方の監視カメラに童磨が映ったという報告を受け
、私の家で柱合会議が開かれた

産「カメラの場所は、都内のショッピングモール。
何も購入せず、ただモール内を歩いていただけだった」


悲「集会所に潜入している者の情報だと、特に変わった様子はない。表向き何も害のない新興宗教だと言っていた。ただ一度も教祖、つまり童磨と顔を合わせたものはいない」


産「警察からの情報だと、不自然に行方不明になった者はいない。つまり
人間を食べるようなことはまだしていない」


裏で色々と調査が行われているのに進展がしないもどかしさ。



産「このまま何も起こらないわけがない。

今の鬼殺隊の状況を整理して改善していこうと思う。もちろん、君たちの命は最優先したい。そのことを念頭に置きながら」


不「お館様。失礼ですが、それでは状況は変わらないかと」



突然、不死川さんがお館様の言葉を遮った。

お話中に遮るなんて、以前の不死川さんなら考えられない。


驚いたのは柱だけではない、遮られたお館様も顔色を少し変えた


それくらい、不死川さんがこのようなことをするのは珍しいのだ



産「実弥、変わらないというのは？」


不「お館様は、こ俺たちの体、命を心配してくださっている。ですが、以前の時のように
命をかけなければ、この状況を打破することは難しいかと」




不死川さんが言いたいことはつまり




不「鬼を完全に滅することができず、この時代にまで蘇らせてしまったのは俺たちの責任です。


俺は、今の時代で生きる大切な人たちのためにこの命を捧げます」





宇「俺も、賛成するぜ。
お館様はお優しい方だ。だから無意識に俺たちのために護りの姿勢に入っておられる。鬼に怯えることなく暮らせる世界を、俺たちは作らなくちゃならねえ。


俺も、命をかけて鬼を滅する」



産「天元...実弥....」






『お館様。私も、大切な人が平和に暮らせるために命をかける覚悟は前からできています』




正直、夢は叶えたい。今度こそ長生きしたい。

だけどそれ以上に、大切な人たちが平和に暮らせるような世界にしたい。

生き残るか死ぬか、それはわからない。でも、死ぬことを怖がっていては何も変わらない。


命をかけながら、生き残れるよう考えて戦うのが今の最善の策だと思う。

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