【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女4【ハイキュー】

百八十九話 ページ45

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バレー部のみんなが、こちらを見てくる


その視線に耐えきれず、私は他の隊士に逃げた


怪我はしていない、それは本当によかった



とりあえずこの体育館だ。


全国の前に練習できる場所を提供しなくてはいけない


お館様に連絡をしなければと、端末を触っていた時


私の体が暖かい何かに包まれた





『...へ？』


誰かに抱きしめられている



真っ暗で何も見えないけど



このTシャツの匂い....わかってしまう






『影..山....？』



影「....」




『...』



影「....悪かった...」




悪かった？？？
何に謝ってるの


悪かったってなんで...私の方が謝らなければならないのに



『意味が、わからない..なんで謝るの』


影「何も知らなかった...
お前のこと、何も...ごめん」



谷「っA....ありがとう...守ってくれてありがとう」


目の前は影山のシャツで見えないけど

私の手を仁花が握ったのがわかる。
その上からいくつもの手が重なるのが感じ取れた



『守ってない....私は守りきれてないっ！！！！
みんなを、みんなを巻き込んだっ謝らなければいけないのは私の方だよっ！ごめんなさい！！
ごめんなさい！！！』


影「守っただろうが。お前に助けられたのは３回目だ」


澤「謝られる覚えはないぞ。
お守りも水も、今俺たちが無傷なのはお前のおかげだ！」


『違うっ！何もわかってない！』



反論しようと手を振りほどこうとした

でも、それを許してくれなかった



私の背中に回る影山の腕が、怪我の部分を避けて
強く回される


『..私は、鬼に狙われてるの...。だから、部活をやめたのに...。結局このザマだよ。

全国前の練習時間を無駄にした。大切な練習場所をこんなにした。大事な時期なのに』




山「なんで言ってくれなかったの...なんで相談してくれなかったの。
そんなに大事なことを一人で抱え込んでたの？」


日「ごめん、何も気づけなくて。本当にごめん」


どうして、どうして誰も私を攻めないの


なんでみんなが謝るの


罵倒してよ

責めてよ

私のせいでバレーができなくなるところだったって



不「もう我慢しなくていいだろ。お前はよく耐えた」


胡「そうです。もう、いいんですよ。
これ以上自分を抑えこまないでください...」



頭にポンと二人手が乗る感触






そんなこと言われたら




せっかく閉めた蓋が....



開いちゃう


『っ....ううっ...ごめん..ごめんなさ....い』

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