百八十三話 ページ39
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月島side
血を流している中村さんを抱え、全員で倉庫に逃げ込む。
鬼が後ろから追いかけてきたが、間一髪、刀を持った人が数人現れた
全員が入るには狭すぎるこの倉庫。
完全にはドアが閉まらない状態
半分ほど空いている倉庫の中から、外の様子が見えるが
刀を持った人たちは怪我をしていた
バレーのネットやポールも倒されている
よ「かな、大丈夫だ、薬打つからな！！」
倉庫の床に、中村さんが寝かせられている
彼女を抱えたから、自分の腕が真っ赤で
本当にこれは現実なのかわからなくなる
そしてこの双子の方、ポケットから注射器を出して
中村さんに打ちながら冷静に指示を出してきた
よ「武田先生、必ず生徒をここから出さないで欲しい。それと、藤咲神社の水を、
扉の前に垂らしてください」
どうして水のことを知ってる
か「っよしき...」
よ「かなっ、大丈夫か」
か「大丈夫」
谷「えっ,血が...血が止まってる」
さっきまで動かなかった中村さんが、体を起こした
あんなに怪我をしていたのに....
もう、何が何だかわからない
武田先生が、ボトルの蓋を開けてドアの前に垂らしていく。
藤の花の匂いが充満していく
か「よし、これであの鬼はここまでは近づいて来れない。
絶対に静かにしててね。必ずあなたたちは助かる。大丈だから落ち着いて、静かに待機」
澤「き、君怪我は...」
か「大丈夫です。治りました」
山「な、治ったって...え？」
か「いいですか。私たちがいいと言うまで絶対にこの水の先には出ないでくださいね。
それから、警察や救急車は絶対に呼ばないこと。もう、その理由はわかってますよね」
そう言い残して、二人は倉庫を飛び出した
床に倒れている人たちを隅の方に運びながら、
先ほどの注射をうっている
あの二人....鬼殺隊の仲間...??
田「おい、刀持ってるやつの人数増えてるっ！」
西「ああ、助けがきてるんだっ！！」
..
.
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だけど、圧倒的に鬼の方が強く見える
もう、コートの上がところどころ真っ赤になっている
影「...あいつら、大丈夫なのかよ...なんで、あいつら、このままだと...
死ぬ....」
鬼は一人の隊士を摘み上げて怒鳴っている
「おいおい。俺は藤柱を探してるんだけど？
早く出せ！！！」
「ふ...藤柱様を....！？」
「そうそう！その藤柱様とやらを早く出せこのやろう！！」
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豆大福 - 部活のみんなの優しさが…！更新ありがとうございます！楽しく読ませてもらってます (2020年5月7日 14時) (
レス) id: 124730b04b (このIDを非表示/違反報告)
あーさん(プロフ) - ドッキドキしながら読みました！！めちゃくちゃ面白いです。みんなに正体が明かされる瞬間が少し怖くもあり楽しみすぎます…！！これからも応援しています！ (2020年5月6日 22時) (レス) id: 19c0d362e8 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも面白く見ています！一回読むと病みつきになりますね！（どっかのコマーシャルかよ。）更新も早くて、ヽ(；▽；)ノこうなってます！wwこれからも頑張ってください！かなちゃんすこ！！！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: ef7e00567c (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - もう控えめに言って最高ですね。更新の速度も早いしいつもワクワクしながら見させてもらってます！これからも頑張ってください！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこれもうじき皆にばれるし夢主もかなりヤバイ状態じゃん(*;ﾟ;艸;ﾟ;) (2020年5月6日 21時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：総陽♪ | 作成日時：2020年5月4日 0時
