百七十六話 ページ32
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産「今日は少し、皆の体調を聞いてみたい。
まだ、動きが上弦に近かった鬼は、実弥と蜜璃、小芭内が相手した一体のみだったね。
昔の鬼と比べて力が弱いと思う。それぞれ、鬼の相手をしていてなにか自分の体に変化があるだろうか」
私の家の和室で始まった会議。
東京組である冨岡さん、宇髄さん、煉獄さん、悲鳴嶼はPCの画面の向こう側にいる。
悲「鬼が弱い、それは実感しています。だが、自分の今の力、
以前と比べると質が落ちたように思えます」
宇「確かに。以前と鬼の数も違うし、戦う回数が違う。
その分俺も動きが以前と比べると鈍っているように感じる」
煉「うむ。同感だ!そして
他の隊士の力も落ちている。こちらでは数日前から稽古をつけて実力をあげています!!」
産「うん、それはいい考えだね杏寿郎」
東京で稽古ができる場所ってどこだろう...。
他の人にみられてないのかな.....
産「今回、確認したいのは、痣のことについて」
『!!!』
痣....。
そういえば
最後の無惨との戦いで私も出すことができたあの痣。
あれを出せば寿命が縮まってしまう
今までそこまで苦戦する鬼はいなかったから、考えてなかったけど....
不「いえ、一回もありません。というか、出さないようにしています」
時「俺もです。感覚は覚えています」
産「出さないようにする、それは今の時代では必要なことだと思う。
もう一度私から言いたい。君たちは鬼殺隊ではあるけど、以前のような環境の中で生きてはいない。皆、家族や学校の友人いるね。私の計らいで、なんとか誤魔化すことができているが、皆は心配される身であることを忘れないでほしい。だから、痣は、絶対に出してはならない。
義勇、このことを他の隊士、特に炭治郎にも伝えてくれるかな」
冨「御意」
産「そしてA、しのぶ。
君たちは以前、自分たちの体を犠牲にして戦ってくれた。
この時代では、どうかそれはやめてほしい。わかったね」
『御意』
胡「御意」
産「そのような戦い方をしなければいけなくなるような状況を、私たちは作ってはならない。
必ず、無惨の存在の有無と、鬼の出どころを協力して見つけよう」
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豆大福 - 部活のみんなの優しさが…!更新ありがとうございます!楽しく読ませてもらってます (2020年5月7日 14時) (レス) id: 124730b04b (このIDを非表示/違反報告)
あーさん(プロフ) - ドッキドキしながら読みました!!めちゃくちゃ面白いです。みんなに正体が明かされる瞬間が少し怖くもあり楽しみすぎます…!!これからも応援しています! (2020年5月6日 22時) (レス) id: 19c0d362e8 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも面白く見ています!一回読むと病みつきになりますね!(どっかのコマーシャルかよ。)更新も早くて、ヽ(;▽;)ノこうなってます!wwこれからも頑張ってください!かなちゃんすこ!!! (2020年5月6日 21時) (レス) id: ef7e00567c (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - もう控えめに言って最高ですね。更新の速度も早いしいつもワクワクしながら見させてもらってます!これからも頑張ってください! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこれもうじき皆にばれるし夢主もかなりヤバイ状態じゃん(*;゚;艸;゚;) (2020年5月6日 21時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年5月4日 0時