【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女4【ハイキュー】

百六十四話 ページ20

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夜かわいそうなくらい泣いて叫んでいるのに

昼はバレーを楽しんでいた


小学生から遊び感覚でやっていたバレーも、中学に入って本気でやるようになって

その姿を見てると安心したの



前世は鬼を殺すために命をかけたA様だけど
今の時代では、バレーに打ち込んでいる普通の中学生


他の遊びよりもバレーをしているあなたは一番輝いていた。

副キャプテンにもなって、全国大会にも出場するような子。

誇りだった。


でも、私たちは本格的に鬼に襲われるようになった。
いずれあなたを残して死んでしまうかもしれない。

そう思ってこの手紙を書いてアルバムにしまっておくことにした。

そして、薬のレシピも。



この手紙が理解できているのなら、きっと記憶が戻ったということよね。


もし、記憶が戻っていないのなら、変なものを残してごめんなさいね。

まあどこかあなたの記憶が戻ると感じ取っていたからこの手紙を残したんだけどね。







..


あなたは鬼狩り様で、辛い日々を過ごしてきたかもしれない。
でも忘れないでね、あなたの今の人生は”今の”藤咲Aのものよ。

鬼と戦うのは必然的なことかもしれない

けど今のあなたを幸せにしてくれるモノがある。
鬼と戦うからという理由でその幸せにしてくれるモノを手放しちゃダメ


　私が予想するに、あなたにとってバレーは切っても切れない
大切なものになると思う。


夢で見たの。中学を卒業したら今よりももっとバレーが好きになって幸せに笑ってるところを。



大好きでしょ？バレー。


挫折をするかもしれない。もしかしたら嫌いになることだってあるかもしれない。

でも、



あなたに喜びを与えてくれるし、
心の底から幸せにするものでしょう。



きっとあなたにとってバレーは恋人のようなものよね。

だから、バレーは絶対に手放しちゃダメだよ




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ごめんね









あなたを一人残してしまって








本当にごめんなさいね。







あなたは私の自慢の娘。


絶対に、鬼に勝って





この時代を生きてください。







お父さんもお母さんも、あなたのこと大好きよ


母より

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