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「あれ。パックン帰っちゃったんですか?」
「うん、でもまたすぐ会えるよ。」
「忍びって凄いですね。何も無いところからも犬を出したり。」
契約しないとダメだけどねというカカシに近づくとAは指の傷は大丈夫かと聞き、手を取る。
紹介のためとはいえ、傷つけさせたのは申し訳なく思ったのだ。
それを感じて大丈夫、ありがとう。とカカシは返した。
「Aは?パックンと話をして体調は大丈夫?」
「えっと、はい。今は大丈夫です。」
今は?というのに突っ込むカカシ。言いずらそうにお風呂で少しフラついたと正直に話す。
ため息をついて無理だと思うけどちゃんと話してとカカシはAに伝えた。
「無理だと思うけど。」
「2回も言わなくても。」
「話てくれたら言わないよ。」
「ど、努力します。」
言うと思ったけどさ。さぁ寝ようかとカカシはAの布団を出そうとした。
「あ、自分で、、、っ!」
立とうとしたらフラついて倒れそうになったAをカカシはすぐに支える。
「おっと、大丈夫?」
「す、みません。」
「そのまま寄りかかってていいよ。」
そう言いながらカカシは印を組んで分身を出した。分身のカカシは布団を敷いてくれた。本当に便利だなと思うA。
そして抱き寄せて寝かせてくれた。
「ありがとうございます。」
「うん、よくできました。」
「私も分身とかできますかね?」
「忍術を?んー俺から見たらAのチャクラは一般人並みだから無理だと思うけど。」
「そう、ですか。」
このまま自分は何も役に立たないんだろうか。
前の世界から何も変わっていない自分が嫌になる。
落ち込んでいるAを見てカカシは頭を撫でながらどうしたものかと考えた。
「忍術は無理でも、Aは動物の世話とかこれからはしてくれてるじゃない。シカクさんがとても助かると言ってたよ。」
Aを俺が預かろうかと名乗り出るくらいね。なんていうのでAはカカシに顔を向ける。
「、、、失望させないように頑張ります。」
「そんな重く受け止めないで。それに俺もAには助かってるよ。」
なんてカカシは言ったので目が見開いた。
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アボガド(プロフ) - マナさん» なんでしょう?何か間違えてましたかね? (2021年7月18日 21時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - アボガドさん» こんばんは…聞いてもいいですか? (2021年7月17日 18時) (レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» ありがとうございます! (2020年12月5日 18時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - アボガドさん» この作品の続きが気になります……更新頑張ってください!m(_ _)m (2020年12月5日 7時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» よく分かってませんけどどうぞ笑 (2020年11月24日 17時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アボガド | 作成日時:2019年3月17日 22時