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霞は東京校の打ち合わせに行く学長の補佐として、真依は高田ちゃんの個握のために連れてこられたらしい。
「Aも真依も高田ちゃんの素晴らしさを知るいい機会だ。」
東堂の布教の精神はAだけに飽き足らず禪院にも及んでいたのだ。
真依も呼んだってことは俺が特別なわけじゃないんだよなぁ、バディの道は遠いなぁ、とAは心を痛めつつ目的の新幹線に乗った。
余談だが、結局Aの隣に座ったのは禪院である。
栄えある東堂の隣は空席だった。
「空席なら俺が」と名乗り出たが縦も横も幅もある大男が二人並ぶとシートに収まらないので断腸の思いで諦めた。
明らかカタギではない容貌の東堂と禪院とAが座る向かい合わせのボックス席の、残り一つに腰を下ろす猛者はとうとう現れないまま新幹線は東京駅に到着した。
ーーーーーーーーーー
直近のAの悩みは一緒に来た東堂と禪院のことである。
東京校に着き学長と霞が立ち去った後、二人の目が怪しげに輝いたのだ。
付き合いの長いAは知っていた。
あれは碌なことを考えていない時の目だ、と。
「せっかくここまで来たんだし、今年入学した一年生見てみたいわ」
「奇遇だな真依。俺もちょうど気になっていたんだ」
「わかりました。でも、先に入校許可証取りに行くんでここで待っててください。一年を見に行くのはその後でお願いします」
二人を放置するのは危険だが許可証をもたずウロウロするのは頂けない。
学長と違い自分達は訪問の連絡すらしていないのだ、そう考えたAはまず許可証から片付けることにした。
そのあと三人で見に行けばいい。
自分が見張っていれば喧嘩には繋がらないだろうと考えた。
喧嘩。
その言葉で思い出されるのは恵のことである。
あいつ一年だし、きっとすぐ絡まれるだろうな。
中学の時みたいにツンツンしてなきゃいいけど。
Aは校舎を出て、先ほどの場所へ戻る。
「お待たせしました〜ちゃんと三人分とってきま...あれ、先輩？真依？？」
待ち合わせ場所に二人の姿はなかった。
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る ー あ ー - 更新待ってます!! (1月8日 20時) (
レス) id: d59f1a159a (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年4月19日 13時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - 春駒さん» そうなんですね！安心しました！そちらの方でもいいねとフォローさせていただきますね！！ (2021年6月22日 12時) (レス) id: 15308338fd (このIDを非表示/違反報告)
春駒(プロフ) - リアさん» はい、同一人物です。実はpixivの方に移行しようと思いまして、題名と名前を変えていたのでややこしかったですよね。お騒がせしてしまって申し訳ないです。ご報告ありがとうございました！ (2021年6月22日 0時) (レス) id: db12751af0 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - pixivに同じもの載ってたんですけど同一人物ですか！もし違ったなら報告をと思いまして、、、 (2021年6月22日 0時) (レス) id: 15308338fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春駒 | 作成日時：2021年6月4日 1時
