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2006年2月3日_
横浜みなとみらいが見渡せる高層ビルの上
『 イザナ 大丈夫? 』
「 あぁ大丈夫、気圧重いなぁ 」
街を見下ろして喋ったイザナの後ろには
半間修二と稀咲鉄太がいた
「 こういう日はなんかあるって思ってたらさぁ オマエが訪ねてきたんだ 稀咲 言いたい事わかる? 」
イザナは フラッ と立ち上がり指をさした
「 乱気流が来た なんでウチに入る気になった? 」
「 オレなりの“リベンジ”ってトコですかね… 」
稀咲の返事にイザナは ニコッ と微笑んだ
先程から、ソワソワしていたAが ずいっ と稀咲に顔を近づけた
『 ねぇ、君たち名前なんて言うの? 』
Aは、あの稀咲までも赤面させた
「 ち…近い、俺は稀咲鉄太だ 」
「 半間修二 俺には近づいてくんねぇの?♡ 」
Aは半間を無視して ふーん とだけ冷たく返事をした
『 イザナ、カクちゃんどこいるの? 』
「 アジトにいると思うよ 」
『 そっかぁ… 』
Aは スタスタ と稀咲と半間のいる所へもう一度ゆっくり歩いて行った
ゆっくり歩いてくるかと思えば一瞬で背後を取り稀咲の背中に思いっきり蹴りを入れた
「 なにすんだ!! 」
『 私、アンタのこと気に食わない 』
すると、稀咲じゃなく半間がAを殴ろうとするがAは簡単にそれをかわした
互いに睨み合っているとイザナがそこまで大きい声ではないが威圧感のある声を出した
「 Aに手ェ出すなよ 」
イザナが振り返って睨むと2人は当然 怒られていないAも背筋が凍った
Aは素っ気なく2人に 急に蹴ってごめん、でも本音だから とだけ言った
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頭ン中お花畑(プロフ) - 最高でした…(涙) (3月7日 23時) (レス) @page16 id: 67d18bea8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帆 | 作成日時:2022年9月22日 23時