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「……んっ、…」
キスをすると漏れる、Aの甘い声が好き
「……じゅん、た…くん…っ、」
こうやって、俺の名前を呼ぶとこも好き
「……んぅ、……っ」
ベッド行かんと、って思うけど
あまりにも可愛すぎて止まらへんくなってきた
「んっ、……ぁ、」
キスをだんだん下にずらしていって
首筋へと移ると、声が変わってきて
Aの目が、とろん と 色っぽくなる
ちょっとだけ、あともう少しだけ、このまま…
いやもう、押し倒したろかな…って
そんなことを考えていると
ーーーーーーー♪
テーブルの上に置いていた、俺の携帯が鳴った
「……っ、…電話、…なって…」
『……気にせんでええよ』
「………淳太…くん、…ぁっ、」
『……今は、Aが優先』
こんな時間に電話してくる奴なんか
だいたいの想像はつく
ーーーーーーー♪
切れたかと思えば、また携帯が鳴る
「……んっ、……でん、わ…っ、」
『ええから、俺のことだけ考えてて』
「………ぁ、……んぅ、…」
『…………もう、ベッド行こっか？』
「……っ、……うん、」
俺も限界やし、Aもそろそろ…
明日は休みやから、朝までいっぱい愛し合おう
「……はぁ、…はぁ、」と 息が上がって
頬を赤く染めて、俺のことを見つめる潤んだ瞳
我慢だ、我慢するんだ、中間淳太
あと少しの辛抱や！寝室まですぐや！
必死に、あと残りほんの少しの理性を保って
お姫様抱っこしたろ、と 思い
Aのことを持ち上げようとした その時
『………え？』
「………え？」
今度は、俺の家のインターホンが鳴った
『………よし、ベッド行こう』
「い、いやいや！ダメでしょ。笑」
『嫌や。』
「ほら、電話もかかってきてたし…」
『嫌や。』
「ダメだって、早く出て？」
あれ？さっきまでの、甘い雰囲気は…？
「早く。笑」って、何か普通に笑っとるし
ふざけんな、邪魔したん、どこのどいつや
Aに促されるまま、立ち上がって
インターホンの画面を覗き込むと
「まいど！シゲちゃんやでー！」
『…………』
「おーーーい！！シゲちゃんやでー！！！」
『…………』
「おシゲちゃんやで？」
『………お前、ほんましばくぞ。』
一気に、俺の心の中に
うちの不動のセンターへの殺意が込み上げてきた
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ありす(プロフ) - 何度読んでも最高。定期的に読みたくなります。 (2020年6月16日 10時) (
レス) id: b5ed3b97ab (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 久しぶりに読み返しました。やっぱりこの作品は最高です！ (2020年4月25日 23時) (レス) id: 0ddb66b28c (このIDを非表示/違反報告)
もんちくん☆ - 淳太くんが好きになりすぎて泣きました笑もうあかんーっ！って言いながら号泣しました笑もう淳太くん好きやーっ！って叫びましたよ笑 (2017年5月16日 20時) (レス) id: 4e0bba61ce (このIDを非表示/違反報告)
スミレ(プロフ) - えさん» ありがとうございます！わああ、そう言って頂けて嬉しいです(T_T)こんな淳太くんが好きだ！！を、詰め込んだおはなしなので、共感して頂けることが本当に嬉しいです…最後まで読んで頂き、ありがとうございました！ (2017年3月30日 16時) (レス) id: 982782de36 (このIDを非表示/違反報告)
ﾌｼﾞｶﾐ(プロフ) - スミレさん» え、マジですか!?え、本当にありがとうございます(泣)読んできます！ (2017年3月30日 15時) (レス) id: 719f936ded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スミレ
| 作成日時：2017年3月10日 18時
