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トン…、と
私の背中が、玄関の壁に触れた
「……んっ、……」
『……………っ、…好きや』
「…じゅん、…っ、…」
『……好き、…』
私を抱き締めていた、淳太くんの手が
玄関の壁に押し付けられて
また更に閉じ込められる
「……んぅ、…っ、」
『…好きやで、………っ、…』
突然のことに、思わず涙も止まって
ひたすら『好き』と呟きながら
淳太くんからのキスは
止まることなく、どんどん深くなっていった
「……んっ、…」
『…っ、…A、…好き、』
酸欠状態で、苦しくて
激しいけど甘いキスに腰が抜けちゃいそうで
私が、崩れ落ちそうになると
淳太くんの細くて長い足が
私の足の間に ぐっと入ってきて、支えてくれた
苦しいけど、でも止めてほしくなくなっちゃう…
私も、淳太くんの首に両手を回して
何回も何回も、キスでお互いを求め合った
「……わた…ん…っ、」
『…好き、…っ、…好きや。』
私も好きだよ、って言いたいのに
またすぐに塞がれてしまって
全然 言えなくて
ああ、もうダメだ
淳太くんでいっぱいになって
もう、クラクラしちゃう…
止めたくないけど
ずっとこうしていたいけど
そろそろ、ほんとに苦しい…
と、思った時に
『…っ、……あ、』
我に返った淳太くんが、
『え、いける？ごめんごめんごめん…！！！』と
もう玄関で土下座しそうな勢いで、謝ってきた
「………ううん、…大丈夫。笑」
『ごめん、ほんまにごめん！ちゃうかってん！そういうつもりじゃなかってん！！！うわああ、』
さっきまで、とんでもないくらい
色っぽい顔してたのに
今ではもう、あわあわして
『ごめんごめんごめん』って 繰り返すから
そのギャップの激しさに、思わず笑ってしまった
「……淳太くん、」
『なになになに！！！』
「………大好きだよ。」
『え？』
「……言わせてくれなかったから。笑」
何だか、少し名残惜しかったのもあって
今度は私から、「好き」って
ちゅ、っと軽く触れるキスをした
『……あかん、』
「ん？」
『………ドラえもん欲しい』
「ドラえもん？」
『俺がAのこと、どんだけ好きかって分かる道具 出してもらうねん……もう無理。すき。』
「何それ」って、笑っちゃったけど
でも確かに、そんな道具があったらいいなあ
私も欲しいなあって 思った
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ゆみ(プロフ) - 私黄色ジャス民なんですが、もう淳太くんが可愛くて可愛くて溜まりませんでした！！兄組尊いし好きだしキュンキュンするし、もう大好きです！！これからもお話楽しみにしています！頑張ってください♪ (2018年4月20日 23時) (
レス) id: 8229b42ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - ドキドキキュンキュンしながら読ませてもらいました！これからもがんばってください！ (2018年4月9日 22時) (レス) id: 00432fd625 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - 楽しかったです！これからも頑張ってください。 (2017年7月15日 18時) (レス) id: 78c85f2f85 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽琴 - 初めまして。この小説、始めて読ませて頂きました。…とっても楽しいです♪…これからも頑張ってください！ (2017年4月21日 11時) (携帯から) (レス) id: 5e6fee981d (このIDを非表示/違反報告)
スミレ(プロフ) - 優子さん» はじめまして！なんと嬉しいお言葉…ありがとうございます(T_T)この続きの番外編の淳太くんと、リボン結びという淳太くんのおはなしを今は連載しています！機会があれば是非(^^)この作品と出逢って頂き、本当に感謝です。ありがとうございます！！ (2017年4月21日 10時) (レス) id: 982782de36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スミレ
| 作成日時：2017年3月6日 23時
