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ガチャ…
と、どこか遠くで小さな物音がした気がして
重たい瞼を開くと
『あ、……おはよ。笑』
と、寝室のドアを開けて
こっちを覗き込んでいる、
もうすっかり仕事に行く準備を済ませた
淳太くんの姿が目に入った
『……行く前に、もっかい顔見とこって思て』
と、近付きながらそう言って
ベッドの端にしゃがみ込む
『起こしてもーて、ごめんな？』って
優しい顔をして頭を撫でられた
「……起きれなくて、ごめんね？」
『起きられへんくらい、激しくしてごめんな？』
「…………」
『めっちゃ照れるやん。笑』
朝から、思わず照れてしまうようなこと
さらっと言ってきたのは、淳太くんでしょ
『行ってくるわ、』と
私のおでこに軽く ちゅっとして
そのまま寝室を出ようとしたから
「玄関までお見送りする！」と言って
急いでベッドから降りて、後を着いていった
それに気付いた淳太くんが
振り返って、ふふって笑って
ぎゅっと 私の手を握った
『朝から、だいぶ刺激的やわ』
「え？」
『その格好』
そう言われて、気が付いたのは
ぶかぶかの淳太くんの部屋着の
上しか着てなくて
………ちなみに、下着は下のみ
自分で着た覚えはないから
いつの間にか、先に寝ちゃった私に
淳太くんが着させてくれたんだなって
すぐに分かって、また 照れてしまった
『もう、そんな顔せんといて』
「…………だって、」
『……連れてこかな。Aならカバンに入りそうやし。笑』
「入らないよ！」
そんな会話をしながら
手を繋いで、玄関まで向かう
幸せだなぁ…
『ほな、行ってきます』
「行ってらっしゃい」
こういう、何気ないことの幸せを
いつまでも たくさん噛み締めていたいなって思う
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ゆみ(プロフ) - 私黄色ジャス民なんですが、もう淳太くんが可愛くて可愛くて溜まりませんでした！！兄組尊いし好きだしキュンキュンするし、もう大好きです！！これからもお話楽しみにしています！頑張ってください♪ (2018年4月20日 23時) (
レス) id: 8229b42ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - ドキドキキュンキュンしながら読ませてもらいました！これからもがんばってください！ (2018年4月9日 22時) (レス) id: 00432fd625 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - 楽しかったです！これからも頑張ってください。 (2017年7月15日 18時) (レス) id: 78c85f2f85 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽琴 - 初めまして。この小説、始めて読ませて頂きました。…とっても楽しいです♪…これからも頑張ってください！ (2017年4月21日 11時) (携帯から) (レス) id: 5e6fee981d (このIDを非表示/違反報告)
スミレ(プロフ) - 優子さん» はじめまして！なんと嬉しいお言葉…ありがとうございます(T_T)この続きの番外編の淳太くんと、リボン結びという淳太くんのおはなしを今は連載しています！機会があれば是非(^^)この作品と出逢って頂き、本当に感謝です。ありがとうございます！！ (2017年4月21日 10時) (レス) id: 982782de36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スミレ
| 作成日時：2017年3月6日 23時
