Starlight ページ13
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｢A！｣
体を揺さぶられて、ぼやける天井の視界が合うのと同時にAは飛び起きた。
｢あぁ！そんなに急に起き上がると危ないわ！｣
｢ハーマイオニー？ここ、医務室･･･！早くハリー達に教えないと！｣
｢テイラー、もう心配は要りませんよ｣
ベッドから降りようとするAをマクゴナガルの声が止めた。
｢秘密の部屋は閉ざされましたよ。ポッターとウィーズリーが頑張りました｣
マクゴナガルの微笑みに、Aがハーマイオニーを見ると先に聞いていたようで興奮した目を輝かせていた。
｢ハリーに渡そうと思ってたメモ、起きたらなくなってたの！きっと2人が気づいてくれたのよ！｣
｢あぁ･･･よかった、本当に｣
｢広間では宴会が始まっていますよ。医務室のシャワーを借りるといいでしょう。テイラーにはまだ話すことがありますから、グレンジャーから先にお行きなさい｣
ハーマイオニーは何の話か聞きたそうにしながら、マダム ・ポンフリーの後についてカーテンの仕切りの外に出る。
マクゴナガルは優しい目でAに話し始めた。
｢あなたが石になっている間、双子の兄弟はずいぶんと心配していました。毎日あなたの元に通っていましたよ｣
マクゴナガルの視線がサイドテーブルを見たので、Aもそちらを見ると、花瓶の中に瑞々しい花が入ってある。
｢その花も毎日替えてありました｣
｢毎日･･･｣
きゅっ、と胸がしめつけられる。
そしてフレッドとジョージに約束した、試合を観に行く約束も守れなかったことにAは悲しくなった。
｢そして･･･、これを私から伝えていいのかは分かりませんが。今夜、ジニー・ウィーズリーが秘密の部屋へ連れ去られました。あなたが石になり、妹がいなくなってウィーズリー達の悲しみがどれほどのものか･･･｣
｢ジニーは無事なんですか!?｣
｢もちろんです。ただ、あなたの顔も早くみたいでしょう。フレッド・ウィーズリーは特に｣
ハーマイオニーが帰ってくると、Aは急いでシャワー室に行きマクゴナガルが用意してくれていたナイトドレスに着替えた。
ほとんど引っ張るようにハーマイオニーの手を繋いで廊下を走り、階段を下りて広間へ向かう。
広間の扉は開け放たれていて、パジャマ姿の生徒たちが宴を楽しんでいる。
｢行きましょう｣
息を整えながら言うハーマイオニーに頷いて、Aは広間の中へ足を踏み入れた。
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しらたまコ(プロフ) - ももさん» すごく嬉しいお言葉ありがとうございます😭💓ですよね！ハッピーエンドがいいですよね😂きっとそうなります！ (2021年10月31日 19時) (
レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - フレッド夢はあまり見ないので楽しく読ませてもらってます！続きが楽しみです🥰できれば、ハッピーエンド希望です😢 (2021年10月24日 22時) (レス) id: b1f2f46f6f (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます！フレッド夢って数少ないんですか…!?今のところ週1更新の予定なので…待ってていただければ嬉しいです！ (2021年10月21日 1時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 数少ないフレッドの夢小説の中でもめちゃめちゃ好きです、、 続きが楽しみです (2021年10月18日 0時) (レス) @page3 id: 532f7d93b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたまコ | 作成日時：2021年10月17日 20時
