Butterflies ページ8
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｢おはよう、A｣
｢おはよう、ジョージ｣
朝食に行くために談話室におりると階段の下で待っていたジョージにあいさつをする。
信じられないものでも見たというふうに口を開けているジョージにAは首をかしげた。
｢1人？｣
｢A、俺がジョージだって分かるの!?｣
｢なんとなくだけど･･･合ってた？｣
｢合ってる！よし、じゃあテストだ！｣
｢え？何??ちょ、助けてハーマイオニー！｣
手を掴まれて談話室を横切り、扉に向かっていく。何のとこか分からずに混乱してハーマイオニーを振り返ると、突然のことに驚いていたが慌ててAの後を追った。
｢足の長さが違うことを考慮してほしい･･･｣
到着したのは朝食真っ只中の大広間。
フレッドが座っているテーブルまでジョージに引っ張って来られたが、座っても呼吸はまだ乱れている。
｢ほら水｣
｢ありがとう･･･｣
隣からフレッドが水の入ったゴブレットを受け取って飲み干す。
そしてフレッドの方を見た瞬間に、Aは固まった。
正確にはフレッドの目から視線を逸らせなかった。
｢A？どうした？｣
ぶわっと全身が震えたつ感覚を覚える。
それこそ、何かの魔法にかけられたようだった。
｢ううん、何でもない｣
｢そう？｣
フレッドはまだ何か言いたそうだったが、遅れてやってきたハーマイオニーにがわざとらしく溜息をつきながら座ったのでそっちを見た。
｢Aを朝から振り回すのはやめて！｣
｢私を一緒に巻き込まないで、って聞こえるぞ｣
｢その通りです、ジョージ・ウィーズリー｣
｢残念、俺はフレッドでしたー｣
｢そう、それでテスト！Aが俺達を見分けれるかテストしようぜ！｣
どうやらきのうフレッドから話を聞いたジョージが、朝待ち伏せして自分だと分かるか試してみたらしい。
Aが軽く食べる終わるのを待って、そこにロンとハリーも加わってテストは始まった。
｢ルールは簡単だ、フレッドかジョージか当てるだけ｣
｢ロンには簡単じゃないの？兄弟なんだし｣
｢ばっか言うなよ、A！ママだって間違うんだぞ！｣
現にロンは、今ルールを説明したのもどっちか分からないと言った。
Aはジョージだと分かっている。
後ろを向いた双子がくるくる回って立ち位置を変えて、振り返った時に言い当てる簡単なものだった。
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しらたまコ(プロフ) - ひまわり。さん» ありがとうございます！とても嬉しいです＼(^^)／最後までちゃんと書き上げたいと思います！ (2021年10月3日 1時) (
レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - すごく好きです！更新楽しみにしています(o^^o) (2021年10月1日 18時) (レス) @page24 id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたまコ | 作成日時：2021年9月24日 13時
