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そしてAが逆転時計の存在を2人に話した上で、ちゃんと秘密にしてくれていたことを特に念入りに説明する。
ハーマイオニーは1度だけ厳しい顔でフレッドとジョージを見たが、前に見た鬼の形相に比べるとAにはずいぶん優しい顔に見えた。
｢逆転時計使ってるの、人に見られちゃいけないんじゃなかったの？｣
ハリーとロンが同じように不思議そうな顔で聞くので、Aはハーマイオニーと顔を見合わせる。
たぶんハーマイオニーも同じ結論に至ったのだと思い、Aが口を開いた。
｢そう、人に見られちゃだめなの。でもね、フレッドとジョージが3人の私達を見たのは地図の上の名前なのよ｣
横でハーマイオニーが頷いたのを見て、やっぱり同じ考えだったのだとAは確信した。
｢姿を見られたわけじゃないから、きっと大丈夫だったんだと思うわ｣
｢透明マント使っててもハリーがどこにいるのか分かるくらいだからな！｣
｢逆転時計も俺達にかかればチョロいもんだ！｣
｢あなた達が作ったんじゃないでしょう！黙ってくれてたから良かったけど調子に乗らないで！｣
Aは溜め息をつきながら、懲りずにハーマイオニーに怒られているフレッドとジョージに頭を抱えたくなる。
たまに思うが、この2人はわざとハーマイオニーを怒らせて楽しんでいるんじゃないだろうか。
よく見ると反省してるように見えるが、フレッドの口元は微かに上がっている。
｢まぁとにかく、事件も試験も終わったしあとは結果を待つのみね｣
｢そうね･･･私マグル学と占い学落としたけどね｣
肩を落としたAだったが、夕食に大広間に行くと待ち構えていたマクゴナガルが特別に明日、再試験のチャンスをくれるという朗報に飛び跳ねた。
｢･･･俺と勉強どっちが大事なんだよ｣
｢わぁ、まさかそれ本気で言ってる？｣
夕食後の談話室でマグル学の教科書を読んでいたAは思わぬ言葉に顔を上げると、ふてくされた表情をしたフレッドにじっと見つめられていた。
｢フレッドにはちょっと引いたけど、Aはマグルだろ？今さら勉強しなくても合格できるだろ？｣
勉強中のA以外は爆発スナップで遊んでいる。
不思議そうに聞いていたロンに、Aは同じように不思議そうに聞き返した。
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しらたまコ(プロフ) - さらさん» 面白いと褒めてもらえて嬉しいです!!数ある中から出会えてもらえて感謝です！応援のお言葉を糧に更新頑張ります!! (2022年1月24日 16時) (
レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - 時計さん» 伝わります、ありがとうございます！死の秘宝まで続ける予定ですよ！フレジョ推しのはじめてだなんて嬉しすぎます、、。ヤバいです、本当にありがとうございます！ (2022年1月24日 16時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
さら - おもしろすぎます！久しぶりにこんなに楽しい小説を見つけました。応援しています！そして楽しみにしています！！！ (2022年1月18日 20時) (レス) @page19 id: 339793d87a (このIDを非表示/違反報告)
時計 - ヤバイっす、、エグいっす、、、（語彙力）この小説って死の秘宝まで書くんですよね？めちゃ大変ですね、、。作者様のペースで頑張ってください、、！追伸この小説見始めてフレジョ推しになってしまいました。 (2022年1月14日 22時) (レス) @page17 id: 61f9818175 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» コメントありがとうございます！だいたい週1ペースで更新してますので、これからもよろしくお願いいたします^^* (2022年1月10日 23時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたまコ | 作成日時：2021年12月11日 23時
