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｢監視？｣
｢どこにいるのか、誰といるのか、自分の彼女が浮気しないようにって、ずっと見張られてたらどう思う？｣
Aがそう聞くと、アンジェリーナは信じられないという顔で口を開いたまま首を振った。
黙って聞いていたハーマイオニーも同じような顔になって真っ先に口を開く。
｢ありえない！それストーカーだわ！｣
｢彼氏でしょ？そんなことしなくていいじゃない！もし自分がされてたらビンタしてるわ！｣
｢･･･ビンタはしなかったけど｣
その言葉にフレッドのことを言っているのだと分かった2人が揃ってジョージを見た。
その勢いに驚きながらも、空気の役割をしっかりと守るジョージがただ頷いて肯定するとアンジェリーナとハーマイオニーの溜め息が見事に重なる。
｢それでケンカしたのね｣
｢で？当てつけにセドリックと付き合い始めたって？｣
｢付き合ってはないと思う、キスもしてないし｣
｢出来ればするな｣
｢ジョージは空気よ｣
また割り込んできたジョージに、次はAが言った。
｢セドリックは本当にたまたまタイミングが悪かっただけなの。フレッドと言い合いになって、飛び出したらそこにいた、みたいな｣
｢セドリックにとってはタイミングがよかったわけね｣
そう言ったアンジェリーナは、何か考え込むように黙ってから穏やかな目でAを見てから口を開く。
｢Aが誰と付き合うのかは自由だよ。あんたが怒るのは仕方ない、誰だって付き合ってる相手にそんなことされるのは嫌だと思う。･･･でもあいつは彼女がAだからこそ、そこまでやり過ぎたんじゃないかな｣
｢どうして？｣
｢あたしと付き合ってても、あいつはそこまで執着しなかったと思うから｣
アンジェリーナの言葉には説得力があった。
｢知ってる？去年、あたしとあいつが別れた時のこと。別れてあげる代わりに両頬ビンタしてやったんだよ｣
思い出したのか小さく笑うアンジェリーナの言葉に、Aは驚いて目を開いた。
その様子にアンジェリーナの表情がいっそう柔らかくなる。
｢あんたが考えてる以上にフレッドはAが好きなんだよ、それが行き過ぎちゃってるんだけどね｣
｢監視するくらいにってこと？｣
｢そういうこと。それを許せるか決めるのはAだけど。でも、セドリックの隣でおすまし顔して笑ってるあんたより、フレッドの隣にいるあんたの方がずっと楽しそうに見えるな｣
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しらたまコ(プロフ) - さらさん» 面白いと褒めてもらえて嬉しいです!!数ある中から出会えてもらえて感謝です！応援のお言葉を糧に更新頑張ります!! (2022年1月24日 16時) (
レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - 時計さん» 伝わります、ありがとうございます！死の秘宝まで続ける予定ですよ！フレジョ推しのはじめてだなんて嬉しすぎます、、。ヤバいです、本当にありがとうございます！ (2022年1月24日 16時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
さら - おもしろすぎます！久しぶりにこんなに楽しい小説を見つけました。応援しています！そして楽しみにしています！！！ (2022年1月18日 20時) (レス) @page19 id: 339793d87a (このIDを非表示/違反報告)
時計 - ヤバイっす、、エグいっす、、、（語彙力）この小説って死の秘宝まで書くんですよね？めちゃ大変ですね、、。作者様のペースで頑張ってください、、！追伸この小説見始めてフレジョ推しになってしまいました。 (2022年1月14日 22時) (レス) @page17 id: 61f9818175 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» コメントありがとうございます！だいたい週1ペースで更新してますので、これからもよろしくお願いいたします^^* (2022年1月10日 23時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたまコ | 作成日時：2021年12月11日 23時
