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二話 ページ24

「うっざいよね、アイツ」
「わかる。良い子ぶって何様って感じ。男子に気に入られようとしてんでしょ? どうせ」

屋上から出ようとするとそんな話し声が聞こえてきた。

「....」

夢野さんは視線を地面の下に落とす。

俺はゆっくりと歩いて階段を降りる。
わざと足音を立てて。

「あっ、優太くん」

クラスメイトの女子は俺のことを見た瞬間に声色ががらりと変わった。

あぁこれだから。
人によって態度を変えて見えないところで悪口言って、その人の前では仲よしっぽく振る舞う。
そうする理由が俺にはわからない。
別にカッコつけたい訳でもない。
ただ気になるだけだ。

「優太くん? どうしたの?」

「別に何でもない。そろそろ授業始まるから帰ろっかなって」

「そうね。私たちも帰る」
「そだねー」

夢野さんは空気を読んでか降りてこない。
本当に助かる。

上を見ると夢野さんが上から覗き込んでいる。
俺は口パクで

『じゃあね、また明日』

と言う。

『はい。また明日』

夢野さんはそう返した...と思う。

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設定タグ:シリアス , 学園   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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秋葉まこ - 雨飴さん» はいっ!お互い頑張りましょう!! (2017年9月24日 10時) (レス) id: 5673d41816 (このIDを非表示/違反報告)
雨飴(プロフ) - 「夕霧」さん» コメありがとうございます! 描写は頑張っていたのでそう言っていただけると嬉しいです! 自分のペースで頑張りますのでよろしくお願いします! (2017年9月24日 10時) (レス) id: 91eb9af7ae (このIDを非表示/違反報告)
雨飴(プロフ) - 秋葉まこさん» 早速来てくださったのですか!? ありがとうございます! そう言ってもらえて良かったです。秋葉まこさんも頑張って下さいね! (2017年9月24日 10時) (レス) id: 91eb9af7ae (このIDを非表示/違反報告)
「夕霧」(プロフ) - とても面白かったです!!。読みやすいし、描写もしっかりしていて、あと設定からおもしろいですし。これからも更新頑張って下さい (2017年9月24日 9時) (レス) id: c5d4c961eb (このIDを非表示/違反報告)
秋葉まこ - 自分のペースで頑張ってください!応援してます!! (2017年9月23日 21時) (レス) id: 5682f31475 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨飴 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年9月23日 19時

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