初めましてお父さん ページ2
お腹空いたなぁ…
眠い…
さぁて…
幼女趣味の気持ちの悪い
おじさんでも引っ掛けるかね
お…あのゴリラとかいけんじゃない??
私は標的を定め近づいて行き転んだ。
ゴリ「うぉ!だ、大丈夫か?!嬢ちゃん!!」
『ヒッ!ご、ごめんなさッ』
ゴリ「嬢ちゃん…どうしたんだい?そんな怯えて…」
『ちがっ…すいません!!すいません!!』
ゴリ「まぁ今は何も聞きやしないがなぁ?
そういうのはあまり感心せんな。」
『んなっ!ば、バレて…なんで分かったんですか』
ゴリ「そりゃあ。その孤児にしては綺麗な身なり見り
ゃあ、何となく、な!」(*`∀´*)ニカッ
ゴリ「そうだ!うち来ないか?!野郎ばっかだが家が
無いよりよっぽどいいだろ!!」
『…ありがとう…ございます…』
ゴリ「おうよ!ところでさ…その表記何ぃぃぃぃ?!」
『え?あぁ。すっかり違和感無かったです。
私は 藤武 A と申します。貴方は?』
近「俺は 近藤!! 近藤 勲 だ!!よろしくな!それに
しても、礼儀がいいんだな!鍛錬しがいがある!」
『鍛錬…ですか?』
近「あぁ!!剣術をな!」
『この近くの道場だと…試衛館…ですか?』
近「あぁ!そうだ!よく知ってるなぁ。」
『ほんとに私を置いて下さるんですか?』
近「?勿論だ!」
『辞めといた方が良いですよ?きっと私の事聞いたらそんな気失せます。』
近「??なんでだ?」
『……私は…ギフテッドなんです。気持ち悪いでしょう?親にもそれで捨てられたんです。貴方は優しいですし、さぞ皆さんにも信用されているんでしょうね。それを守る為にも、私の事など捨て置いた方が良いですよ?』
近「ギフテッドかぁ!ほんとに居るんだな!!
それでも俺は連れて行くぞ!!それでアイツらの
信用を俺が失くすんだったらそれまでだ!!ま
ぁ、最もそんな奴俺の門下には居ないがな!!」
『ッ…なんて言うか…貴方は危なっかしいですね…』
近「そうかぁ?……辛かったなぁ…これからは俺が親
になってやる!俺が父親だ!」頭ポンポン
『う、うぅぅぅ!お、お父さん!ふっく…ひっく…』
その日始めて、私は″親″の暖かさを知った
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作者名:雲海 | 作成日時:2020年5月4日 10時