続 ページ32
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『チーノさ、最近どうよ』
「どうって何が」
『仕事とか、収録とか、編集とか。ほら僕が旅行に行ってた時とか』
「お前……無理にしゃべろうとすると、童貞並みに話つまらんな」
『いつもは質問箱の解答したりゲームしてるから、こういうのなんか新鮮で、やりずらい』
「じゃなんで企画したん」
『本当はさ、鬱軍団とか、コネさんとか、色々呼んだんだけどなんか都合がつかないらしくて、二人で食うのもなぁって』
「俺それ聞いてない」
『だってお前呼ばなくても来るじゃん』
＞＞＞チーノくん誘われてないのに家に来るの？
『来る来る、家近いし合い鍵渡してるしで毎日来る』
「毎日は来てないやろ！ 捏造やめぇや」
＞＞ペンちゃん我々だで誰が好き〜？
『誰が好き？ 前その質問したような』
「それコラボ先でって話やったろ、今回はうち限定っぽいで」
『なるほど？ う〜ん』
「俺か、ショッピか、兄さんか」
『なんで三択なん？ 鬱軍団はない。いや良い人やしそういう面では好きやけど、一番とかではないよ？』
「俺じゃないんか〜い」
＞＞＞幼馴染振られてやんの
「振られてません〜」
『お前だってなんきょくきちで好きなの僕じゃないやろ？』
「あ？ せやな〜……ってなんきょくきちお前しかおらんやろが！」
『んへへへ。本題は我々で好きな人だっけ。ロボロさんかなぁ』
「……マジで？ え、なんでなんで？」
『いい人だよね、とにかくいい人。あの人心広いし』
「そうかぁ？」
『お前同じグループなのによく言えるな。……あの人、泊まりに来ると朝ごはん作ってくれるから、本当にいい人』
＞＞＞ロボロさんも泊まりに来るの！？
「俺も作ってるが？」
『あとロボロさんはアポなし泊まりは絶対しない』
「あーそれいわれるとなぁ。てかロボロまで泊まりに来てたのは意外やったわ」
『……酒が入ったから酔ったって体で話すけどさ』
「おん」
『僕本当に寂しがり屋だなって思うよ、自分でね。マジで旅行以外は常に人といたいわ』
「お前が一人が平気なん旅行ぐらいやもんな」
『だから家に来てくれるお前は本当にありがたいんだよ。それに泊まりに来てくれる人全員良いやつに見えるのよ』
「お前変な女に騙されんなよ」
『女には騙されないよ』
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作者名：ひよこ | 作成日時：2021年2月27日 14時
